ハルダンゲルフィドルという楽器はいわゆる民族楽器に属するもので、ノルウェーの楽器です。ヴァイオリンそっくりですけど、若干違う。響きも違うということで、ヴァイオリンにはない不思議な響きを作り出すことが出来る、ということでかどうかはわかりませんけれど、ロード・オブ・ザ・リングの音楽で使われていたのだそうです。作曲者のハワード・ショアからハルダンゲルフィドルでなんかよろしく、みたいな感じで依頼されたものなんだそうです。知らんかった。世の中は知らないことだらけ。
しかし映画のために使われた楽器の所有者で、実際にサウンドトラックのために演奏した人物はこの楽器をもうほとんど使っていない。なので売ることにしたと。落札予定価格は3000-6000ポンド(50万円から100万円ぐらい)だということだそうです。
ハルダンゲルフィドルはきれいな装飾も施されていて、見た目もよろしい。上のリンクに実際にオークションに出る楽器の画像があるのでご覧ください。
いや、それよりもなによりも、世の中の人はだれだって言葉遊び、だじゃれ、おやじギャグが好きなんだなって思ったんですよ。というか、むしろここからが本題なんですよ。オークションも興味あるけど、それよりもこれを紹介している記事のタイトルが、ロード・オブ・ザ・ストリングスになっている、っていうことの方が私としては抜群に面白かったんであった。いや、こういう時は抜群ではなくバチグンと言うのだ。バチグンに面白かったのである!ババーン!!
この記事を書いた方は、ロード・オブ・ザ・リングの楽器がオークションに、、、そうだ!!ストをつけたらええやん、って思ったんですよきっと。ああ上手いこと言うわ自分!ってちょっとだけニヤニヤしながら書いたと思うんですよ。わかる、わかるなあ、そういうの。
しかしこれは醒めた人たちからの視線が痛く突き刺さるかもしれぬ、いわゆる諸刃の剣だ。そう私は思ったので、念のため(どういう念押しなのか)と思ってロード・オブ・ザ・ストリングス、でググってみたら、マンドリンからギターからバンジョーからウクレレまでの弦を取り扱うオランダの弦の専門店が一番上に出ました。お店の名前が、Load of the Strings。それこそ映画に出てきそうなひげ面の店長です。マイ・プレシャス!
みんな、ダジャレ愛してますか!
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