チェリストのガブリエル・リプキンが8歳の息子の癌治療のため支援をよびかける

日本でも知られているチェリスト、ガブリエル・リプキン。妻はリプキン弦楽四重奏団でともに演奏していたアンナ(カルテットは2018年に解散)。二人の8歳の息子が悪性の癌だということがわかったのは昨年のこと。

2019年に首にしこりがあることが見つかったが、何度も「心配いらない、緊急ではない」と言われ続け、きわめてまれな悪性の癌であるとわかったのは3年が経ってからのこと。手術を受けたものの、癌は再発、急速に骨に広がったとのこと。

世界中の小児癌専門の機関と連絡を取った結果、バルセロナにある小児癌センターがベストの選択肢であることがわかり、そこで短期間の集中的な化学療法を受けるため、多額の費用が必要だとのことで、クラウドファンディングで支援を広く世界に呼びかけている。

「親として、息子の命を救うためにはなんでもします。アダムはまだ8歳。経験すべき事がたくさんあって、追いかけるべき夢もたくさんあります」。

このクラウドファンディングは2日前に開始され、日本時間の10月31日朝の時点での寄付者の数は452人、目標額の10%となる8万ユーロに到達しています。

コメント

コメントする