レオニー・ソニング音楽賞はデンマークの高額な音楽賞で、賞金は100万クローネ(今のレートで2300万円ぐらい)というものです。来年の受賞者が決定しました。キリル・ペトレンコ。
高額な宝くじは大好きですか。高額な賞金は大好きです。なんかこっちまで汗をかくような感じがしますやんか。に、にせんさんびゃく万円!!とはいえインフレとかあるんで、2300万円で何が出来るかっていうと、そこまで大それたことが出来るわけでもないですね。それにこういう賞をもらったらそれをパッとチャリティとか若者のための事業とかそういうのに使っちゃう人もいるんで、純粋に収入としてわーい!というものでもないであろう。
それからDRデンマーク放送交響楽団を初めて指揮するということで、オケの方々もめちゃくちゃ愉しみにしているんではないかと思いますよ。うわっ、うわーっ、キリル・ペトレンコ大先生!!まじ楽しみなんだけど!というレベルのキャッキャから、ふっ、お手並み拝見といったところだな、という、ツンデレ式キャッキャまで、期待にあふれているに違いない。
それでキャンセルとかそういう悲しい事が起こらないことを願おう。
プログラムはメンデルスゾーンの《フィンガルの洞窟》、シューマンのピアノ協奏曲(ソリストはオセチンスカヤ)、そしてR.シュトラウスの《ツァラトゥストラかく語りき》となっております。
財団の公式に掲載されているペトレンコのメッセージ「この名誉ある賞をいただき、大変驚きました。同時に、受賞の知らせを知った時も大変光栄に思いました。過去数十年間の偉大な音楽家たちと並んで私が挙げられていることを知り、本当に光栄に思います。この栄誉を授けてくださったレオニー・ソニング音楽財団に感謝申し上げます。来年6月、コペンハーゲンで行われる授賞式で、デンマーク国立交響楽団と共演できることを楽しみにしています。」
なんせストラヴィンスキー、バーンスタイン、チェリビダッケ、そういった人たちが受賞してきた賞ですから。
日本の何とか賞も、オーケストラと共演、みたいな時間を作って、大指揮者に賞を受けてもらって、指揮してもらう、っていうのはどうでしょうね。いいですね。妄想が進みますね。
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