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怒れる内田光子、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで場が気まずくなる回答を連発

世界を代表するピアニストの一人、内田光子のインタビューがニューヨーク・タイムズ紙に掲載されて、不機嫌な答えというか、その場が凍り付くような回答を連発している。怒れる人、内田光子。戦う人、内田光子。

このインタビューは内田光子のニューヨーク滞在中にマンハッタンのホテルで行われたもので、75分しゃべってもらって内容に不安を覚えた記者がさらにロンドンの自宅に電話をかけた45分も加えた、合計120分ものロングインタビューなのです。

記事のタイトルに「時に緊張をはらんだインタビュー」とあるとおり、バサバサやられてさらに食い下がる記者も強いし、追加インタビューに応える内田光子もすごい。そしてそれを記事として出してしまうニューヨーク・タイムズもすごい。つまり、みんなすごい、ということですか。なあなあで終わらせず、ギスギスした部分もさらけ出されていて、ほろ苦い。こういうのはなかなかないかも。あとインタビューの時に撮影したと思われる写真2枚が素晴らしい。というかこの写真2枚はまじで美しい!!

いまのキャリアの段階についてどう考えているかという質問に「自己分析はしない」と答えた、というところからはじまり、記者の音楽的素養に疑問を呈して1年間仕事を離れてフルタイムで音楽の勉強することを勧めたり、アメリカのオハイという場所で現代音楽祭があって、なぜそこに行くのか、という質問に対してはマーラー室内管が行きたがっていたから、と答えてみたり。

なぜ新曲を委嘱しないのか。「バカ(な作曲家)がなにをしようとしているのか、私になにがわかるというのか。どんな作品になるのかわからないということはとても危険なことだ。だから最初にやる人間でなくとも全然かまわない」。

うむ。さぞかし気まずい時間が流れていたことでしょう。気になる方はニューヨーク・タイムズへ。

これを率直さ、素晴らしいアーティスト気質と捉えるか、傲慢さや気難しさ、とネガティブな捉え方をするかは分かれるころでしょう。ただ、この記事についている100を超すコメント欄を見ると、半々というか、どちらかというと内田光子を称えるコメントが多いように感じられ(個人的な印象)、質問があまりにもくだらない、記者がダメとするコメントも複数あって、おもしろいものだと思いました。

日本の新聞がこういう記事をだしたらどうなるでしょう。炎上する?

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