老いてなおますます盛ん

ジョン・ウィリアムズはいま90歳。

90歳でアカデミー賞のノミネートを受けたのは史上最高齢なのだそうです。驚きです。確かに、ジョン・ウィリアムズはすごい高齢だがまだまだご活躍というイメージがあるのですけれども、これまでアカデミー賞にノミネートされた最高齢は89歳だったそうです。89歳が3人いて、脚本家のジェームズ・アイヴォリー、衣装デザイナーのアン・ロス、そして監督のアニエス・ヴァルダ、この方々。

その3名を超える偉業を成し遂げたと言うことになり(長生きというのがそもそも偉業なわけですが)、加えて、ノミネート数通算で53と、これまた最多を更新したとのことであります。

https://www.classicfm.com/music-news/john-williams-oldest-oscar-nominee-fabelmans/

日本人の感覚からするとノミネートで終わったらなんかいまいちで、受賞しなくちゃあ意味がない!とついそうなってしまいがち。スピーチもできないしさ。しかし欧米ではノミネートされたことがもう万歳万歳万歳!ということになるそうなので、けっ、ノミネートだろ?と考えるのは大間違い。ノミネートもすごいんです!!覚えておいてください。ノミネートも、すごいのです!!

引き算ではなく足し算で考えてください。

ちなみにアカデミー賞授賞式は3月13日に開催され、その時ジョン・ウィリアムズは誕生日を迎えていて91歳になっていると。すなわち、オスカーを受賞したら、史上最高齢が確定すると。

しかもジョン・ウィリアムズは映画音楽の作曲からの引退を示唆していましたが、スピルバークの熱心な説得によってそれを撤回しており、

これがその瞬間↓

https://twitter.com/vashikoo/status/1614370561345585152

スピルバーグも「初めて聞いたわ!」と大喜び。なおスピルバーグの次作?となるのは、なんとジョン・ウィリアムズの半自伝的ドキュメンタリー。もちろんその音楽は本人が書くことになるのでしょう。自分の作品のために作曲するとかなかなかないっすよ本当に。ちょっと違うけど前例的な作品といえばR.シュトラウスの家庭交響曲とかか。

輝ける老人の星!!クリエイティブ精神を失わない老人に私もなりたい。目指せ100!いや120!!むしろ125ぐらいまで!!

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