ジョン・ウィリアムズ、今年12月のウィーン・フィル公演をキャンセル

12月7日および8日にウィーン楽友協会で予定されていた、ジョン・ウィリアムズのウィーン・フィル公演が、中止になりました。「深刻な健康上の問題のため」ということで、年齢的な問題が大きいのだろうなと思いますが、新たな日程を早く決められることをとても楽しみにしている、という風に書かれていて、再登場の可能性も含まれています。

もともとトーマス・アデスと一緒に指揮する予定になっていたようなので、つまりコンサート全部をフルフルで指揮する予定ではなかったのですが、3ヶ月半前にそれでもちょっと無理かも、という結論が出されたと言うことは、なかなか状況は楽観視できないのでしょう。なんせもう92歳ですもんね。ブロムシュテット先生みたいな例外はあれど、92で大陸間を移動して仕事をするのは滅多にできることではない。

あるいは映画音楽の作曲が間に合わないから、指揮は後回しにしとこ、健康上の理由にしとこ、とかだといいのですが。

ジョン・ウィリアムズはウィーン・フィルとはすでに2020年1月に共演をしていて、映像も出ていて、みんなノリノリで演奏していたのが印象的でしたね。今回もきっと素晴らしいコンサートになったであろうことは間違いがないだけに、聴衆のみならず関係各位の皆様の落胆は相当なものでしょう。

ジョン・ウィリアムズの健康と長生きを願って、さあ皆さんどうかご一緒に。

フォースが共にあらんことを。

コメント

コメントする