フランス、サントメールで教会が燃やされオルガンも焼失

なんということでしょう。フランス北部、サントメールというところの教会が燃えてオルガンも焼失しました。googleストリートビューで見た燃える前の教会がこれ:

しかも、放火。すでに逮捕されている容疑者は39歳のフランス国籍の男で、これまでにも何度か強盗や放火などの器物損壊、特に宗教施設の損壊で逮捕されていて、8月末に釈放されたばかりということ。意図的に燃やしたということですね。そしてこの放火についても自分がやったと認めているそうです。献金箱からお金を盗む目的でステンドグラスの窓を割って教会内に侵入したと語っているそうです。盗むだけではなく燃やすとかなんでですかね。証拠を残したくないとかそういうことなんですかね。

世の中には罪な人がいるのだ・・・・・・。釈放された瞬間にまた燃やすとか、反省の色が見えない。このようなことは釈放されるたびに繰り返されるのではないでしょうか。ここを見ると自分の行動は司祭への憎悪によるものだとかつて語っていたそうなので、教会に恨みがあったんですね。これは根深いというか、繰り返されそうな気がする。

なおこの教会は1859年ネオゴシック様式で建設された。2018年に改修工事があったばかり。今週日曜夜、というか月曜の午前4時半頃に火災が発生。消火すべく120人の消防士が出動、3時間後に鎮火したそうですが、めちゃめちゃ燃えたみたいで、外壁以外は実質的に何も残っていないそうです。J.メルクランの手によるオルガンも完全に破壊されたとのこと。ドローンによる映像がありますけど、

完全に燃えている。

オルガンは教会の入り口付近にあったそうですが、鐘楼の倒壊により破壊。教会関係者、オルガニストたちも悲しみに暮れているとのこと。

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