日本語でもバーッとニュースになっていて、「いやーすごいですねこれは」というメッセージも山の麓に(※我が家のことです。比喩的表現です。)さっそく届いていまして、私としてもおー、という気分です。なかなか。
13歳でデッカと録音契約。世の中「レーベルなんぼのもんです?」「デッカなにそれおいしいの?」という時代になってきているのではないかとは言うものの、それでもやはり、グラモフォンとかデッカとかいう言葉を目にすると、なにがしかのインパクトがあるのもまた間違いがないのではないか。
いや、そう考えるのは私ら中年以降の年増だけかもしらんけど、でも世の中は中年~老年が動かしていたりいなかったりすることもあるので、中年の意見もそこそこ聞いた方がいいと思うよ、うん。弱気ですまん。
なんせバックハウスが、ルプーが、アンセルメが、ボスコフスキーが、アシュケナージが、デュトワが、シャイーが、・・・!と聞けばやはり。うむ!!名門の響き!!そこに名前がならぶんやぞ。すごいことだ。しかし、同時に、不安がゼロでもないですね。早すぎないか、大丈夫か。
しかし我々中年に求められるのは、若い世代の意見を聞いて、あるいは若い世代の台頭を見てネガティブになるのではなくて、もし仮にむっくりと反発したくなったとしても、まずは自分のなかで立ち止まって咀嚼してみる、ということでしょう。ソクラテスの時代から人類は、今の若者は!!とやってきた。そしてその「今時の若者」とやらが世界を滅ぼしたか?否。であれば、否定したところで得られるものなどない!
そんなくだらぬつらつらはともかくとして、レーベル史上最年少での契約だそうです。この契約が後~振り返って成功と言えるよう、周囲の皆様もよきアドバイスをしていって欲しいです。まずは音楽が第一。謙虚さを忘れず、大切なことは何か、さあ今日は昨日よりさらにいい音楽をやろう、そういう気持ちを見失うことなくしっかりと自分の音楽をやっていれば、きっと輝かしい未来が待っている!(すでに十分以上輝いているわけだが)
ビバ!謙虚!!輝け!日本の若者!!!
がんばってください。早すぎひんかったわ、と後からガッチリ大成功マークが付くことを願っています。そう、おっさんらも、応援している。
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