第15回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン製作コンクールの結果は

ヴィエニャフスキ、と躊躇なく書ける人はすごいと思う。ヴィニャフスキだっけ?と必ず迷う私は永遠に初心者だ。ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールと言えば、若きヴァイオリニストのための登竜門。いろいろなスターがここから出ていますね。

だが君は、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン製作コンクールを知っているか!!

知らんな。

だがそれも今日までの話だ!!!

15回目を迎えたらしいんですよ。このコンクール。いやしかしヴァイオリンと言えば古い楽器がもてはやされるのが常でして、新しい楽器っていい音がしないんでしょう?みたいな、そういう偏見もあるわけです。なんならアマティとかめちゃくちゃ古いぞ。

だが、形あるものは壊れる。新しい楽器も求められる。そんなわけで、コンクールも開かれる。おもしろいものだなあ。面白がっていてはいけないけれど。今回第15回目を迎えるこのコンクールですが、その結果が出まして、今年はなんと一位と二位を同じ製作家が受賞した!おお!つうのはどういうことだい?つまり、楽器を2挺、提出して、それがワンツーフィニッシュを決めてしまったということだね。

なるほどそいつあいいや。賞金も両方いただきだね。8人のファイナリストの手による10挺の楽器が審査され、一位は18000ユーロ、二位は6000ユーロ、さらには副賞2000ユーロで合計26000ユーロもゲッツ!この賞金はありがたいことでしょう。

しかも審査は3段階に分かれていて、①ヴァイオリン製作、②機能音響、③音響特性の3つの要素が評価される、と書かれているが、日本語にしたところでよく意味がわからないのもいいですね。私の訳がダメなんですね。たぶん、見る人が見れば、ああこれはね、かくかくしかじか、と教えて頂ける事は間違いない。

わくわくしますね。①も②も③もそれほど違いがないのではないか、とするのは、単なる知識の不足!!

いい楽器をこれからも作って下さい。

昨晩アルプホルンとオーケストラの超絶サウンドを経験したいいこのあなたは、明日は伊丹に来てね。めくるめくアルプホルンの世界!!(親切な解説付き)

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