作曲家サー・ジョージ・ベンジャミンに賞金6600万円(40万ユーロ)!

スペインの銀行、BBVAが設立したBBVA財団というのがあって、そこが毎年やっているフロンティアーズ・オブ・ナレッジ・アワード(知の最前線、ぐらいの意味ですか)なる賞があって、毎年いろいろなジャンルで活躍した人に40万ユーロ(6590万円)がドーンドーン!と贈られるなんて知らなかったでやんすね。すごい金額だ。ものすごい太っ腹ですね。山中伸弥教授の名前もかつての受賞者リストにあったよ。

それにしても世の中にはいろいろな賞があるものだなあと、今日初めてこの賞の存在を知ったうかつな私であった。なんなら日本語のWikipediaページもあって、そしてそのページが早くも更新されていることにも驚き。世の中はほんとうに知らない事だらけだし、Wikipediaに書くぜと情報の最前線を走る人たちがいる!素直に驚嘆。すげえ。

「基礎医学」「エコロジーと保全生態学」「情報通信技術」「経済財務管理」とか難しいことばの並ぶジャンルのなにかになぜか「芸術」とか「現代音楽」部門があって、いや、なぜかとかいってはいけない。こういう部門が設けられているというのは実に素晴らしいことで喜ぶべき事で感謝すべきことです。スペインに向かい、ありがとう。

そもそもクラシック音楽というものがとてもニッチなジャンルであり、世の人々の関心も低下していると言わざるを得ないので、こうしてドーンドーン!とお金が動いてですね、低下をくいとめるどころか、右肩上がりへと変化させる。そういう力を発揮して、えー、ますますの発展を願うものであります!

ドンドンパフパフ!!素晴らしいスピーチでした。

ふざけている場合ではない。作曲家のジョージ・ベンジャミンに今回賞が贈られるということになり、とても喜ばしいことだ。

クラシック音楽関係ではだれが過去に受賞しているんだろう。ブーレズ、ラッヘンマン、シャリーノ、ライヒ、クルターグ、グバイドゥーリナなんかの名前。なるほど大御所の名前が並んでいる。さあ私たちも、大物をめざそう!!

今日は大雨だが、雨には負けてはいけない。

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