メトロポリタン歌劇場にまつわるごたごた。というか、お金のトラブル!メトロポリタン歌劇場はマシュー・クリストファー・ピエトラスという人物から1500万ドルの寄付金を受ける事になっていたそうです。それが歌劇場から発表されたのは今年の3月31日。しかしその送金が不正なものと判断され実行されず、調べて行くと、どうやらこのピエトラスが他人のお金を不正に送金しようとしていた、ということがわかったそうです。銀行グッジョブ。
その直後ピエトラスは謎の死を遂げ、メトロポリタン歌劇場に入ってくるはずだったお金が入ってこなかったため、またしてもメトロポリタン歌劇場は資金が不足することとなった。これによりメトロポリタン歌劇場はまたしても基金(資本金みたいなものっすね)に手をつけざるをえなくなった、ということなのだそうです。2022年に3000万ドル、2024年には4000万ドルを取り崩し、現在は2億5400万ドルにまで減少している。
どうやらこのピエトラスなる人物は、タイム・ワーナー創業者の未亡人、コートニー・セール・ロスおよび、投資家ジョージ・ソロスの息子の個人秘書を務めていたが、どうやら不正にお金を使い込んでいたようで、告発文書によれば恋人に2万5000ドルのコートを買ったり、7万5000ドルの負債を肩代わりしたり、2人でサファリに行ったりと、ゴーユーを繰り返していた模様。
ゴーユーのみならず、文化団体に次々と寄付をしていたことも暴露されております。まずはフリック財団の2018/19シーズンに少額の寄付から始め、2023年にかけて寄付額は5万ドル以上に膨れ上がる。メトロポリタン歌劇場にも多額の寄付をし、ガラコンサートのチケットを多数購入し、取り巻きに囲まれていたと。
典型的な詐欺師という感じでしょうか。人に感謝され喜ばれるうちに、つぎつぎとエスカレートしていったということなのでしょう。他人のお金でなんということを!と思いますが、お金は人を狂わせるということの一例でしょうか。
メトロポリタン歌劇場はコメントの要請に応じなかった。とあります。
お金は、人を狂わせる。気をつけましょう!!!(弊社含めほとんどの人には無関係な教訓かもしれないがなっ!!!!いやいつか自分も!!)
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