香りの専門家はすごいなと常々思っておりまして、いや、なんにせよ専門家というのはすごい!といつだって感嘆するものなのですが、香りって、どうやってあれしてんの、って思いますよね。
朝、珈琲を淹れていると(豆はきっちり60粒だ!・・・・・・ウソです)、娘ちゃんがどこからともなくやってきて、いい匂い、とつぶやくのが日常ですが、いい匂い、と、どうしてわかるのか。私が常々いい匂い、というからこれがいい匂いだとすり込まれていっている、その積み重ねなのであろうかとも思ったりもするわけです。
なんとなれば、中国に行ったときの街全体のにおい、あるいはヨーロッパでもいいです、香りというのは特徴的で、こないだもポーランドにいって帰ってきましたけれど、ゴアテックスのマウンテンパーカーが独特な匂いを放ち続けていて、日本とヨーロッパの匂いの違いを感じています。なんとなれば、日本から来た人が持つ独特な匂い、というのもあるらしいです。私にはわかりませんが、その話を聞いたときはおもしろい!と膝を打ったのでした。
ファビオ・ルイージは指揮棒の専門家であるのみならず、匂いの専門家でもあって、これまでにもダラス交響楽団のため香水を発表したことがあるそうですが、今回、デンマーク国立交響楽団のためコペンハーゲンで新しい香水を作り、それが世界で販売される、ということであります。
共感覚という言葉がありますね。いや、ありまして、音と色が交錯するというか、特定の音を聴くと特定の色が想起される、というものでう。ある特定の人だけが持つ独特の感覚らしいんですが、もしかすると、この音と匂いが交錯する共感覚なるものもあるのかもしれませんね??ト長調を聴くとこの香りが感じられ、ニ短調ならこうだ。♭系の音楽からはこんな匂いが感ぜられる・・・。
どうなってんの!!人間の豊かさが思い知らされるようだ!!(あるとはいっていない)
なお、ジョワ・エクラタンというのは「輝かしい香り」とかそういう意味のフランス語らしいです。スウェーデン語じゃないのか。ファッションと言えばフランスだからか。日本とも関わりが深いだけに、今度は東京でフレグランスを完成させていただこうではないですか!!トーキョーで完成させた「江戸」とかどうです(わりと真剣に)


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