ECHOライジングスター2026/27が選出される

ECHOライジングスターというのがあってですね。ECHOというのはそもそも何かというと、European Concert Hall Organisationの略称でして、ヨーロッパのコンサートホールの業界団体とでも言いますか、よりよい音楽体験を求めて協議をしていく、アイデアを出していく、というような組織であります。

ここに名前を連ねているのはアムステルダムのコンセルトヘボウであったり、ウィーンの楽友協会、コンツェルトハウス、パリのフィルハーモニー、ロンドンのバービカンセンター、バルセロナのカタルーニャ音楽堂、ブダペストの芸術宮殿であったり、などでやんす。いま久しぶり(どれぐらい久しぶりかというと数年ぶりレベル)にチェックしてみたら数が増えているような気がする。うむ。

この組織がですね、若いアーティストのサポート事業を昔からやっていて、ライジングスターというものをやっている。

各ホールがこの人たち、というアーティスト、個人や室内楽グループを推薦して、それを持ち寄って協議して?決めているんですよ。たぶん。久しぶりに公式サイトを見たらかっこうよくなっていた。そらそうよな!2025年だもんな!!ぐりぐり動画を動かすし、ドローンも飛ばすよな。ロゴは変わってない気がする。ほっ。変わるところと変わらないところ。いいね。

1995年から始まったとあるんで、今年で30年を迎えるんですよ、このシリーズは。30年続いたらもうはっきりと伝統でやんすね。過去のアーティストを見てみますと、コパチンスカヤ、ヴィトマン、ヤンセン、レヴィット、R.カプソン、ソルタニ、ベルチャQ、カザルスQなどが選ばれているでやんす。素晴らしいリストですよね。さすが各ホールの担当者は目利きが揃っている!と思わせられるんですよ。だからこのシリーズは注目なのであります。

2026/27シーズンのアーティストはアメリオ・トリオ、ヴァイオリンのアヴァ・バハリ、ヤヴス弦楽四重奏団、チェロのペタル・ペイチッチ、ソプラノのカミラ・マンディロ、エリオノール・マルティネス!

個人的にはアメリオ・トリオの経歴を見て驚愕。2012年、13歳で結成て書いてありますよ旦那。とんでもない人らや。まだみんな20代半ばなのに10年以上一緒にやっているとかすごい。いやはや新しい才能、どんどん出てきますね。楽しみであります。

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