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業界ニュース:ミラノ・スカラ座の総裁ドミニク・メイエは本日からスイスのローザンヌへ

スカラ座、とググってミラノのスカラ座が一番上に表示されたらあなたは立派なオペラ好きです。私はググっても映画館しか出てこないんだよね。グーグルは賢いのか賢くないのか!!最近グーグルの検索がなかなかうまくいかず、つらいなと思っています。あと、メールは全部gmailに集約しているんですが、gmailの検索もうまく行かなくないですか。昔はもっとスッと読みたいものが出てきたものなんだが。

このように過去を見るようになるとダメだといわれますね。前を向いて生きて行きたい。ミラノ・スカラ座の総裁も、新ルール導入で辞めざるを得なくなったのですが、スイスへ。しかもオペラ座という巨体から室内管弦楽団というスリムな体勢へ。パリ・オペラ座、シャンゼリゼ劇場、ウィーン国立歌劇場、そしてミラノ・スカラ座の総裁という、世界屈指の巨体を渡り歩いた大物ドミニク・メイエが本日、ローザンヌ室内管弦楽団の事務局長に就任するそうです。

ドミニク・メイエはいま68歳で、こういう職(オペラ座の総裁職)は70歳までという年齢制限が最近になってイタリアで決められたため、スカラ座の職の更新がかなわなかったのです。「ある大臣が私をスカラ座から引退させることを決めました。しかし人生は続きます」、という表現でメイエは語っていて、歌劇場あるあるというか、チクリといやみの一つは言ってやろうか!っていうことなんだと思うんですが、しかし、誰もが表向きは大人に対応する。現場はもしかしたら荒れていたかもしれない。だが、大人は大人に対応するのが大人って言うもんだよ?

ではなぜローザンヌへ?縁もゆかりもなさそうですが、実はあります。メイエは1994年から99年までローザンヌ歌劇場の総監督を務め、95-99年までローザンヌ室内管の理事を務めていた。つまり古巣というわけです。ローザンヌには縁もゆかりもあったわけだ。なるほど、それならやりやすかろう。25年ぶりに復帰であります。

ローザンヌ室内管はいまいろいろ問題があるようで、なかなかな赤字を抱えているようです。芸術監督ルノー・カプソンの野望がうまく言っていないという指摘もあり、そこのところはわかりませんが、とりあえず求められるのは赤字の解消でしょう。

それをどう実現していくのか。メイエの手腕が問われることになります。大丈夫。きっとなんとかなる(前を向いて!)

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