まさに文字通りの、ハッピーリタイアメント、という感じですか。ベルリン・フィルのチェリスト、ディートマー・シュヴァルケが引退。
ショルティの指揮で演奏したマーラーの2番とカラヤン指揮での《アルプス交響曲》が思い出とあります。どちらもベルリン・フィルに入る前に、エキストラ(業界用語的にはトラというんですよ)で演奏したっぽいですね。
1958年8月うまれで現在66歳。1994年に入団したのは35歳ごろの時。なのでカラヤンの指揮でも演奏するチャンスがあったわけだ。一瞬、あれっカラヤンは89年に亡くなっているが!となまなかな知識を披露して真っ赤っかな恥をかくところだった。よかったな自分!ちゃんと検索するのは大切だぞ。最近はchatGPTちゃんのお世話になることもあるけど、それでもしっかり検索するのは大切。AIが人類を滅亡させるその日まで、よろしくう!(縁起でもない)。
83年~89年までベルリン・クロイツベルク弦楽四重奏団メンバー、またシュトゥットガルト放送響でも演奏。ベルリン・フィルのチェリストを31年務め、そのキャリアのハイライトはカルロス・クライバーのブラームス4番、アバドのベルク《ヴォツェック》、ラトルのワーグナ《指輪》、ペトレンコのメンデルスゾーン《エリヤ》など。もうクライバーの指揮で演奏した人たちの数もどんどんと減っているのであろう。ああ時代。
引退後はもっとバロック音楽に時間を費やすことと、ピアノの腕を磨くこと、孫との時間を増やすこと、そして教会にもっと関わって行きたいと。
あれもやりたい、これもやりたい。いいですね。
え?私?・・・・・・・そうね、今やりたいことって言われて即答するのは、首が痛いのを直したいですね。整形外科の先生に、姿勢が悪いって言われてから、一生懸命首を引いて生活しているんですけれど、長年の習慣は一朝一夕では直らない。なぜだなぜなんだ。
私が首に湿布をデカデカと貼っていてもどうか笑って許して。
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