我ながら酷いタイトルだと思った。やれやれ。私は本を閉じると、ベッドに潜り込んで眠ることにした。
いや、これは世紀の大発見というやつですか?ほんとうですか?本当なんでしょうね。驚きに満ちた大発見とやらは常に不思議なところからやってくる。
見つかったのはニューヨークの美術館。そして早くもラン・ラン氏がそれを演奏してる姿がニューヨーク・タイムズ紙に掲載されています。実にラン・ランらしいというか、大仰なニュアンスもついていて。
演奏はニューヨーク・タイムズ紙の提供で埋め込みが出来るようになっていたので貼り付けます。以下から見てね↓
鑑定によりますとどうやら1830年から35年までの作品で、どのワルツよりも短く48小節しかない。長さにして80秒ほど。聴いていくと、ふむふむ・・・・・・あれっ、これでおわり?という不思議な感じがします。ショパンには珍しいfffが冒頭近くに置かれており、楽譜にはショパンの落書きらしき絵もあり(記事にはその絵も掲載されているよ!)、鑑定したマクラーレン博士はこれは絶対に本物であると断言。
ショパンは完璧主義者だったので、世に出ないまま破棄された作品も多数あったのではないかと思われますね。実際最後のほうの作品は、世に出さずに破棄せよという遺言だったかがあったものの、なんと友人が破棄せず出したおかげで幻想即興曲というみんな大好きなあんな作品なんかも残されているわけです。幻想即興曲は右手と左手がずれて進むから大好きやぞ!!
この楽譜がなぜアメリカで発見されたのか?その数奇な運命についてはニューヨーク・タイムズ紙を詳しくご覧下さい(課金してないと読めないかも。でも気になってしょうがないショパン好きのあなたはこれだけのために一瞬課金してもいいんじゃないかい?)
本当にショパンの曲だろうか、という疑問が浮かぶほど、この曲には珍しい要素がたくさんあるんだそうですが、筆跡、紙、インク、それらがショパンのものと一致しているため異論を唱えることは難しい、とあります。
ラン・ランの演奏を聴くと、確かにショパンっぽいっすよね。ショパンしている。それに専門家が本物や!って言っているからそうなんだよ!!
そのうちショパンコンクールの課題曲に乗るかもですね?(最後のはてなマークが落ち着かない)
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