ショパン国際ピリオド楽器コンクールのチケットが発売開始

ショパン好きなら、ピアノ好きなら、一度は寄ってらっしゃい見てワッショイ、って感じでしょうか。ワッショイワッショイ。

ショパンが弾いていたピアノは現代のピアノとは全然とは言わないがだいぶちがっていた(印象には個人差があります)。その時代の楽器を使って、本来ショパンが聴いていた響きをそのまま耳にしたい、そういう欲求があるのは当然のことです。

ショパン国際ピリオド楽器コンクールはそんなあなたの、あなたによる、あなたのためのコンクールです。いわゆるショパン国際コンクールを開催してきたポーランドのショパン研究所が開催しています。つまりこれ以上ないほどに由緒正しいということです。

https://iccpi.pl/en/2023/

2018年に開催された記念すべき第1回のこのコンクールで、日本人の川口成彦さんが第2位に入賞して話題をかっさらったのは記憶に古くありません。

そしてショパン国際コンクールと同じように五年に一度の間隔で開催するということでして、それが今年にあたるわけですね。ラッキーなことにパンデミックの影響を受けずに済んだということになりましょう。2020年も2021年も2022年も大変でしたもんね。しかし移動の制限も世界的にほぼほぼなくなり、マスクに関しても舞台上ではほぼつけなくてよい(つけてもよい)、というところにまで来ました。

せっかくなんでワルシャワまで観に行きたい!という皆様もおられることでしょう。久しぶりにヨーロッパに旅行に行きたいな、そう思ったら今年の秋にワルシャワにいくのがいいよ、うん。チケットがいよいよ、おとといから発売になっていまして、さすがに本家のショパン国際コンクールみたいに瞬殺で売り切れとかではないですけれど、いい感じで売れてるみたいなんで、どうかな、って思っている人は早めのご計画をお勧めします。思い立ったら行動に移す、これがいろいろ大事です。

やっぱ一番売れているようなのは10月15日日曜日の入賞者コンサートですが、なんなら10月6日の一時からコンプリートされるのもよろしいかなと。一次予選は40ズローチ(1180円ぐらい)から10ズローチ(300円ぐらい)と大変お安く、入賞者コンサートも250ズローチ(7370円ぐらい)から90ズローチ(2650円ぐらい)でとってもリーズナブル。

ポーランドはユーロじゃなくてズローチっていうのもまたそそられますやんか。ズローチって「zł」って書きましてね、エルに斜め線(ストロークという)が入ってるんですよ。そう、読めないんですよ。

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