シカゴ・リリック・オペラが個人から史上最大規模の寄付金2500万ドル(37億円ぐらい)を受ける

寄付という行為の気高さよと思うのですが、どうして寄付しようとなんか思うんだろうか。お金があるからですね。余っている。だぶついている。

いや、だぶついているなどといってはいけませんね。十分に満足の出来るお金を持っていて、その使い道の一つとしての、寄付。偉大だ。

金のあるところには人が群がり、わらわらと、我も我もということになるのだと思うのですが、単にこう、花咲爺みたくブワーッと投げ捨ててもいいことはないですね。千と千尋を思い出してください。あ、おねだり、あ、おねだり。

ろくな結果にならない。

しかし周到な寄付は、芸術に寄与する。芸術は、人の魂の健康に寄与する。

きれい事かもしれないが、建前としてのきれい事も重要だぜ!!

シカゴ・リリック・オペラ、おめでとう。2500万ドル(37億円ぐらい)。個人による1度の寄付としては史上最大であり、決定的な瞬間である、と感謝のリリースを出すのも当然だ!感謝、大切です。私も、毎日感謝をしています。感謝の気持ちを忘れた人は、よい結末は待っていないと思う。思うがなあ(若干あやしげ)

寄付をしたのはシカゴで生まれ育った慈善家ペネロペ・シュタイナーさん。うなるほどお金がある理由はわかりませんが、実に素晴らしいことだ。

日本でもこういう動きが出てくると嬉しいなと思いつつ、しかしそのような恩恵を受けるには、受け取る側の真摯な、たゆまぬ努力と、パフォーマンスを発揮していなければならないのであるということも忘れずにいたいものであります。

ビバ!寄付!

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