世界の音楽ニュース– category –
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アンドラーシュ・シフの師、フェレンツ・ラドシュ死去
時差ボケと闘っています。眠い。だが誰も寝てはならぬ。昨日は電車のなかで眠くないな、眠く・・・・・・と思って目をつぶった瞬間に5駅ぐらい進んでいて、なぜ目が覚めたかというと、手に持っていたスマホがガッコーン!音をたてて床に落ちたからでした。電車が... -
マイケル・ティルソン・トーマス、4月26日の公演で引退を発表。「これで終わりだ」
みなさまごきげんよう。ウィーン弾丸ビジネストリップ(4泊6日)を終え昨日東京に戻ってきました。昨日の朝羽田について、そのままビザの申請のため品川の入国管理局に行くという珍しい動きをしました。17人待ち、45分ぐらい。スーツケースをころころしな... -
ジェルジ・クルターグが99歳で新しい録音をリリースするとは思いもよらないっていう
作曲のレジェンド中のレジェンド。指揮界にヘルベルト・ブロムシュテット97がいるのなら、作曲界にはジェルジ・クルターグ99がいるぞ。おかしい、22世紀の最新兵器が効かないなんて。ぐはは!こちらは23世紀の最新型だぞ。うーんやられた。コロリ。 タイム... -
ニューヨーク・フィル史上初の女性団員のドキュメンタリー映画とは
ニューヨーク・フィル史上初の女性団員っていわれて、いつぐらいの入団だと思われますか。正解は、越後製菓!!ではなくて、1966年。コントラバス奏者のオリン・オブライエンさんでした。 なんとオブライエンさんは、1966年から2021年までコントラバス奏者... -
ウィーン放送交響楽団の首席指揮者が交代へ
マリン・オルソップが2019年から首席指揮者を務めていましたけれど、その間オーケストラ存亡の危機みたいな時もありましたけれど、乗り越え昨年も日本にやってきてツアーをしていった。そうウィーンの第三の男、間違えた、第三のオーケストラ、ウィーン放... -
エドワード・ガードナー、サンカルロ劇場を巡る「マフィア」発言で謝罪
ナポリには一回だけ行ったことがあって、青の洞窟にも行きかけたのだが、波が高くていけんかったんですよ。島(カプリ島)までは行けたのですが、その先の船が出なかった。戻りの船も、行き先がナポリではなく急遽ソレントになりまして、帰れソレントへと... -
フランスではTGVでコントラバスを運ぶことが可能に
日本の高速鉄道は新幹線。フランスはTGVです。ティージーヴイでもいいし、テジェヴェ、と発音してみるともっとそれっぽく聞こえるから要注意だ。過度に格好を付けたり、知ったかを噛ますと嫌われるぞ? で、テジェヴェなんですがね、前々から行けるように... -
ラヴェルの世界初演、ドゥダメル指揮ニューヨーク・フィルで来月。
ラヴェルの未発表作品が発見されて、それが世界初演されるぞという話ですね。おや、最近もそんな話が、と思ってみたら違う作品だった。 https://officeyamane.net/ravel-chanson-galante/ どういうこと。今回世界初演されるのはセミラミス、ってんだ。どう... -
昨夜、パリのシャンゼリゼ劇場で火事騒動
オー・シャンゼリーゼー。オー・シャンゼリーゼー。←古い。 子どもの頃は「シャンゼ・リゼ」だと思っていたんですが、本当は「シャン・ゼリゼ」です。いや、もっと言うと、Champs-Elyseesなので、読まないスペル多過ぎ問題がここに発動するわけだ。読めや... -
ドナルド・トランプ、ワシントンの総合文化施設、ケネディセンターの理事長に選出され(せ)る。
自分自身を理事長に任命するというのはありなのか。などと思うこともありますけれど、ドナルド・トランプの改革のスピード感?ドラマチック感には驚かされることしきりであります。 こんどはワシントン・ケネディセンター(オペラハウス、コンサートホール... -
ウィーン楽友協会からユニバーサルエディション(楽譜出版社)が去る。今年中に。
ユニバーサル、ドイツ語風に発音するとウニヴェルザールという楽譜出版社がありまして、クラシック音楽をやっている人であれば「奇妙な赤いやつ」「白くて模様のついているやつ」、そういった楽譜が脳裏に浮かんだことであろう。今まさに手にしている、と... -
ショパンが好んだピアノ、プレイエルに夢中になったイギリス人の話
プレイエルやエラール、という単語はピアノを勉強した人間にとっては甘美な響きを持つ言葉ですね。なぜなら、ショパンが好んで演奏していたことで知られるピアノメーカーの名前だから。 いまやコンサート会場にあるピアノというと、ほぼスタインウェイ一色...