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角野隼斗が北米の音楽事務所シェルダン・アーティスツと契約

ご本人もアナウンスされていますが、アメリカのシェルダン・アーティスツと契約を結んだということで、これはかなり大きな話題ですね。のけぞったわ。いや、でも北米ならシェルダン・アーティストかも、という風になぜか私の中ですっと腑に落ちました。これはたぶん一番いい結果というか、ベストな流れなのかも、とも思いました。深く考えずに直感だけで書いていますが。

リリースによると24/25シーズンはマリン・オルソップ指揮ウィーン放送交響楽団と11公演のツアーに出かけ、ベルリン・フィル。エルプフィル、チューリッヒ・トーンハレ、などにデビューを果たすとあります。演奏するのはモーツァルトの《戴冠式》。素晴らしいことだ。

シェルダン・アーティスツってなんなの、という方も多いと思われるので簡単にご紹介しておきます。

創立者のダグ・シェルダンはもともとCAMIと呼ばれたアメリカ最強のクラシック音楽事務所で重役を務めた人です。CAMIというのは、カミとも読みますが、コロンビア・アーティスツとも言いまして、それこそかつてホロヴィッツ、ポリーニ、ミケランジェリ、クライバーン、メニューインといった伝説的器楽奏者から、カラヤン、バーンスタイン、クレンペラー、アバド、マズア、ムーティ、小澤征爾、レヴァインといった世界超一流の指揮者たちを手がけてきた、いわば業界の中のドンたる会社でした。ロン・ウィルフォードという辣腕マネージャー、クラシック音楽最大の権力者とまで言われた人物が1970-2000年まで社長、亡くなる2015年までCEOを務めた会社であります。

残念ながらその後いろいろあってCAMI自体は2020年に営業を終了したわけですが、そこで53年にわたり活躍していた強面ダグ・シェルダンが2020年に作った会社、それがシェルダン・アーティスツ。かつてのCAMIのように超ド派手ではないですが、いまでもムター、チョン・キョンファ、ギドン・クレーメル、レーピン、アヴデーエワを擁している。つまり一流どころがいるわけだ。その一方で、若手も何人もおり、そういう意味でもこれからの可能性がある。

ここに所属することにより、北米の活動がガクンと増えることが想像されるわけで、ますますビッグに、スターになっていくことが期待されるわけです。

うむ!!

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 凄いですねなるべくしてなった感ありますよ。でも彼なら納得の結果です。日本でのお目見え減るんでしょうね。大学生の頃からのファンですけど、地方に住んでいるとなかなかお会い出来なくなりますね。成功を祈ると共に少し寂しさを感じます。忙しい角野隼斗さん、お身体ご自愛くださいね。

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