ゲオルグ・ショルティの記録、抜かれる

走り高跳びの世界記録は2m45cm、キューバのハビエル・ソトマイヨール。棒高跳びの世界記録はセルゲイ・ブブカ6m14cm、と記憶しています。ソトマイヨールの記録は未だに破られず、ブブカの記録はというとスウェーデンのデュプランティスがぶっちぎりでぶっちぎったんですよね。6m21cm。どんだけ更新してんねん。

そういうことです。

どういう事かというと、破られない記録はないということです。つまり、題名の通り、伝説の指揮者、サー・ゲオルグ・ショルティの持っていた記録がついに抜かれたということです。どういう記録を持ってましたっけ?と思われたあなたはまだまだショルティマニア歴が低いと言わざるを得ない。グラミー賞の最多記録ですよグラミー賞。

まじっすか!そんな記録をショルティが持っているだなんて全く知らなかったです(お前もか)。ちなみに31回受賞だったそうです。ショルティはまさしくクラシック音楽におけるレコードやCDの時代を生きた人だということだと思いますよ。それにしても97年にお亡くなりになっているわけだから没後26年にしてとうとう抜かれたということになります。大変なことです。たぶん。

では誰に抜かれたのかというとビヨンセ。32回目の受賞となったビヨンセ、強い。まだまだお若いわけですから、このあと記録を伸ばしてくる可能性も高く、さらなる回数が期待されるというもの。

https://www.grammy.com/news/who-are-the-top-grammy-awards-winners-of-all-time

その下はどうなってんのん、ということで上のURLを見てみますと、28回のクインシー・ジョーンズ、27回のアリソン・クラウスとチック・コリアに続く受賞回数6位に来るのが、めちゃ意外な事にというと失礼ですが、ピエール・ブーレーズの26回なんですよ。解像度高いわ。なんかバーンスタインとかカラヤンとかそういう人の方が多そうにも思ったりするんですけどこのお二人はそもそもトップテンどころか20にも入っていない。おもしろい。次の7位はスティービー・ワンダーと並ぶホロヴィッツの25回。

以上本日のグラミートリビアでした。それではまた来週!(続きません)

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