ベルリン市が文化予算のカットを予定2025年2026年にそれぞれ1億~1億5000万ユーロ

1億ユーロから1億5000万ユーロの予算カットってどういう?ものすごい額のように思えますが。もともとどれだけの予算があったのかは、調べれば出てくるような気もしますが、軽くググって出てこなかったのですぐに諦めてしまったダメダメちゃんなんですが、しかし160億円~240億円のカットというのはかなり、けっこう、めちゃめちゃでかいのではないですか。

しかも2年連続で減らすということなので、総額で320億~480億円もの大規模なカットです。

文化を、ぶっ壊す。

そんな言葉も浮かびました。ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の芸術監督ヨアナ・マルヴィッツ、ベルリン・フィルのキリル・ペトレンコ、ベルリン国立歌劇場のクリスティアン・ティーレマンがそれぞれ「ヤメテ」という文章を書き、ベルリンのクラシック音楽関連の団体が共同で「やめーや」と訴えています。

クラシック音楽のコンサート、あるいはオペラというものは2年や3年、あるいは4年先のことが決められている、そんな感じのスケジュール感でもあります。巨大なカットがすぐさま来るとなると、いろいろ支障を来す。計画も大幅に変えざるを得ない、し雇用も当然失われるあるいは不安定になる。競争力も低下するなど、いろいろな事が起こりえます。

一方でお金は無尽蔵には出てこないのでなんとかせないかんのよ、というのも判ります。どうしたらいいんでしょうか。みんながハッピーな世の中というのはなかなか難しいものだと思いますけれど、いくらなんでもいきなり数百億円もカットしてくるのは乱暴かなと思います。

さっそくオンライン署名活動が始まり、あっという間に2万人に到達しようかという勢いです。

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