シュターツカペレ・ベルリンが先週土日に実施した野外公演(ベルリンの中心部ベーベル広場で開催)2公演はなんと二日間で3万2000人の人たちが楽しんだということであります。そのお写真がFacebookに掲載されていて、なかなか壮観です。
もちろん、無料だから人が集まったというのもあるでしょうけれど、それでも。サンキューBMWと書いてあるので、少なからぬお金をBMWが出しているのでありましょう。BMWさんやっぱり最高や!これからも俺、一生BMW乗り続けるから!(すいません乗ったことないです)
しかし無料とはいえオペラ、そしてクラシック音楽のコンサートにこれだけドバーッと人が集まっているというのは大変素晴らしいし喜ばしいことだ。日本でもこういうイベントが出来れば、とすぐ思ってしまうのですが、日本の場合は雨が心配なのと、夏にやると高温多湿すぎてやばいという話でもあります。バタバタ人が倒れるわ。
昨日も今日も37度とか、明日は38度とかヤフー天気予報が教えてくれてますけれど、昨日も昼間に外に出たら強烈すぎてやばかったすよね。電車のドアが開くたびに熱風が入ってきて、電車の中にいても汗がドバーっと出たもんね。特急の待ち合わせなんかした時なんてもはや屋外。ジョバジョバ吹き出す汗になすすべなし。真昼に出かけるべきではないなと強く思いました。と言いつつ今日も明日も明後日もしあさっても昼に出かけるんだがな!!
そういうわけで、先週の19時とか19時半とかからベルリンで行われたのは土曜日がルスティオーニ指揮《ドン・カルロ》で、日曜日がメータの指揮でリエンツィ序曲とブルックナーの7番。屋外公演でっていうとどうしても名曲コンサートとか、小品集とかになりがちなところ、ブルックナーを持ってくるとか、並々ならぬことだ。しかもブルックナーの日は2万1000人集まったんやぞ。2万人がブルックナーの7番を聴くとか、まじくそすんごいことだ。
まさか立って聴いてたんじゃないだろうなと思ったんですがちゃんと皆さんお椅子を持参しておられたようで、安心しました。メータ先生もお椅子に座っての指揮ですから、みんなの体調管理にもやさしいコンサートだったと言えましょう。
いや本当に、こういうオープンエアーコンサートが日本でも出来ればいいんだけど。雨、高温、湿度。雨、高温、湿度・・・・・・(エンドレスにつき以下略)。
コメント