仕事をしたらニュースになる。そうい存在になれたら最高ですね。それだけ人々が注目しているわけだ。カルロス・クライバーがかつてそういう感じでしたか。舞台上に現れただけでブラボーの大合唱的な。そして21世紀も1/4が終わらんとしているいま、そんな巨大な存在感を持つ人物がどれだけいますでしょうか。
アルゲリッチ、そしてバレンボイム、それからブロムシュテットぐらいか。ほかにも誰かこの人が!という方がおられたらお教えください。
バレンボイムがウェスト=イースタン・ディヴァン管とコンサートツアーに出ているらしい、というお話がニュースになり、そしてこのたび6公演すべてを完走したようだ!ということでニュースになり。体調不良が続くなか、完走できるのかという危惧もあったわけですが、無事に完走ということなので、実に喜ばしいことであります。
そしてルツェルン音楽祭のインスタについさっき、ムターとのブラームスの協奏曲の模様の短い映像が出ました。
静かな楽章なので、バレンボイムの動きも極少っぽいですが、ミニマムな動きながらも若者たちがぶいぶいいわせている。早い楽章の時はどうだったのだろう。ムターは相変わらずのトレードマーク的な、ストラップレスドレスであります。お靴もあわせてピンクであります。現役である限りこのスタイルで行くんだろう。うむ。
バレンボイムとディヴァン管はこの秋、10月末~11月頭にもミュンヘン、ライプツィヒ、ロンドンでのツアー3公演が予定されているようなのですが、そちらも完遂されることを願いましょう。なおプログラムはメンデルスゾーンのイタリアと、ブラームス4番。
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