嬉しいですね。喜ばしいですね。わたしまけましたわ。
心臓の不安でしばらくコンサートから遠ざかっていたアルゲリッチが、今夜ついに戻ってくると言うことだそうです。今夜、KKLで、といえばマニアのみんなはどこのことかわかるよね。そう(そう?)、スイス、ルツェルンのコンサートホールで、シューマンのピアノ協奏曲で華麗に復帰。
指揮はミヒャエル・ザンデルリンクでオーケストラはルツェルン交響楽団。前半が交響曲(ブラームス3番)で後半が協奏曲。それでいい。それがいい。そのあと土曜日11日にはミッシャ・マイスキーと、同じくルツェルンKKLでデュオ・リサイタルも予定。
おめでたい。実に素晴らしい。ちなみにこのニュースはスリップディスクに出ていて、そこのコメント欄に「ギトリスのトリビュートコンサートも昨日発表になったで」という情報があったんで、調べていましたところ、こういうサイトを見つけました。
https://marthaargerichconcerts.wordpress.com/
なんやこれ、すごい。ファンの方ならよくご存じのページなんですかね。アルゲリッチの今後のコンサート予定がたぶん全部出ていて笑う。すごい。どうやって調べてんの。今月末は娘さんと一緒に西安にいくのか。ふむふむ、あんなコンサートやこんなコンサートも。なるほどなるほど。
なおギトリスのトリビュートコンサートっていうのは同じく上記サイトによると6月14日(ボルドー)と16日(パリ)でやるみたいです。
あと、アルゲリッチの代役を今月わりとたくさんヴィキングル・オラフソンがやっていて、っていうのも判ってなかなか興味深い。オラフソンは9公演のピンチヒッターやったようだ。アイスランドの天才ピアニスト、オラフソンは自分自身のスケジュールもめちゃくちゃ忙しいだろうに素晴らしいことだ。
アルゲリッチもいつかは舞台から降りる日が来る。そうなったときに誰がその空虚感を埋めてくれるのでしょう。そんな人はいないと思うけれど、同時に、誰かいてくれなければ困る、という思いもあって、なんとも微妙な気持ち。
とりあえずアルゲリッチの復帰を今夜はお祝い、いや大祝いしたい。そしてどうぞご無理はなさらず、とも申し添えたい。
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