アルゲリッチとバレンボイム、並んでレジオンドヌール勲章を受章

受賞と受章とは違う!ということはご存じか。あえて考えることもあまりないかもしれないが、実は大きく違っていて、誤植だ!と怒られることもあるから要注意だ。公共ホールに勤めていたこともある私ですが、公立の団体が誤植をするとは何事だ!考えられない!!と厳しく詰め寄られることも何度かありました。誤植してごめんね。麻酔科のあの名誉教授、お元気かな・・・。

あと、与える側になると授賞、授章となるのでそこのところも要注意ですか。音は同じなのに4つもの違う意味があるってどういうこと?日本語の難しさよ・・・(ちょっと喜んでいる)。

このたびバレンボイムとアルゲリッチという、アルゼンチンはブエノスアイレス出身の二人のピアニストにレジオンドヌール勲章が受章されたということで、実にめでたい。なおアルゼンチンは、の「は」、という書き方が私は大好きだということは知っておいて損はない。

Légion d’honneur : Complices de toujours, les virtuoses Martha Argerich et Daniel Barenboim décorés par Emmanuel Macron Radio Classique

レジオンドヌール勲章ってっても5種類あるんで(正確にはフランス大統領だけが受けられるさらに上のやつもあるみたいなんで6種類ってことか)、このたび二人が授与されたのはどれなのかが私はわかっていませんけれど、レブレヒト大先生はバレンボイムは5回目、と書いているんで、一番上のグランクロワ(大十字)ではないか。写真をチェックしてみよう。

バレンボイム一人だけ赤いたすきをつけてもらっているということは、やっぱりグランクロワということですねきっと。ウィキペディアには「グランクロワの金めっきの正章の大きさはシュヴァリエのそれの倍近くあり、右肩からたすきがけにした大きな赤い綬に吊り下げて着用される。」とあるからね。

バレンボイムの病状はどうなのでしょうか。少なくともパリに行く体力はあるということだ(バレンボイムはベルリンが拠点)。うむ。ところでバレンボイムがお行儀悪くお座りしているお写真見つけちゃいました。大統領の前でこれやれるのはなかなかですわ。日本人ならこれ盛大に叩かれるだろうが、いいんだよバレンボイムだから。

https://twitter.com/petitcapet/status/1735001202385985695

ベルリンで今月20日にアルゲリッチとのコンサートが予定されているとのことですが、このコンサートは実現するのだろうか。バレンボイムの健康が回復し、また舞台に立てる日が早く来ることを願っています。それが20日だったとしたら言うことはないですね。

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