「ディーヴァ」という言葉が持つポジティブなイメージとネガティブなイメージの両方を体現していた人物と申してよいのでしょうか。マリア・カラスというスーパースター・ソプラノ歌手がその昔いましてね、カラスって変わったお名前だなと思うでしょう。でも特定の鳥を想像するのは日本人だけですからどぞご安心ください。マリア・カラスはギリシャ人です。さらに言いますとギリシャ人とは言いますもののアメリカ育ちです。
マリア・カラスさんは学生さんのころは大柄だったんですが、なんとかして痩せたい、が、痩せられない、どうする?じゃあ寄生虫さんにお願いすればいいんじゃんってことで本当に体の中に寄生虫を入れたというすさまじいプロ意識?ど根性?逆転の発想?をお持ちだった。
いや、美談のように語られたりすることもあるかもしれませんし「私もやるわ」とか思われる方がおられてはいけないので警告しておきたいですが、決して真似しないでください。そんな暇があったら目黒の寄生虫博物館に行ってサナダムシの標本をじっくり眺めたあと寄付しておうちに帰ってシャワー浴びて寝てください。寄生虫博物館はかのビル・ゲイツも最近訪れた素晴らしい珍スポットですから。入場料無料ですから。私も20年ぐらい前に行って超ロングなサナダムシ現物をオエーッと思いながら拝みましたから。
そんなことはどうでもよいのでした。
アンジェリーナ・ジョリーがマリア・カラスを演じる映画「マリア」が、このたび制作されることになりましたということだそうです。監督はチリ出身のパブロ・ラライン(「ザ・クラブ」ほか)。ジョリーとカラス、お二人お顔の形はわりと違うような気も個人的な感想としていたしますが、雰囲気やオーラ感はもしかすると共通するものがあるのかもしれないとも思いますね(好意的)。
またこの映画ではカラスの人生をと言いつつも、その最後の部分70年代にスポット当てるそうです。
https://www.vogue.co.uk/arts-and-lifestyle/article/angelina-jolie-maria-callas
ちょっと待ったああ!!(お待ちいただくほどのことでもないんですが)・・・ってことはですね。74年の来日公演についても触れられるのではないか。私生活においては現在ブラピと泥沼の裁判劇を繰り広げておられますが、ブラピがブレット・トレインで新幹線を舞台にした映画に出演し、アンジェリーナ・ジョリーがもしかすると日本をも舞台にする映画に出演するということは、なんという偶然であろう!!ババーン!!(パリの日々が基本みたいなんで、全然訪日については触れられないかもしれませんがね)
実際アンジェリーナ・ジョリーは歌についてもできるだけやってみたいと意気込みを語っているようなので(いわば「スタントを自分でやります」ぐらいに思っていただければよいかなと思いますが)、どのような仕上がりになるのかが楽しみでございますね。
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