心臓発作を起こしそうになった、と本人が語っていますがまったくその通りでしょう。チェコ出身で、青いスペシャルなヴァイオリンを演奏することでも知られるパヴェル・シュポルツル(日本にも何度か来日している)が、チェコのムラダー・ボレスラフ室内管弦楽団の60周年記念コンサートでメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏中のことだったのでした。
事件は第1楽章から第2楽章へと移行するあたりで起こったのである。左利きで、左手に指揮棒を持っていた指揮者の腕が左へとピッ!と伸びて、ヴァイオリンを下からたたき上げてしまった。
そしてヴァイオリニストの手を離れたヴァイオリンはそのまま地面へ落下!激突!!
ガッシャーン!!うっひょ、、、、、、。
ギリギリなんとか足を出して、激突のショックを和らげることができたからかどうか(動画にはスローモーションもあります。確かに足が出ていて座布団のようにキャッチできているかのように見える)、ヴァイオリンは無傷で、調弦ももうやら無事だったようでですね、そのまま演奏が続行できたのでした。
いやはや、本人含めその場にいた全員が凍り付いたことでしょう。指揮者もめちゃくちゃ気まずかったでしょうし、終演後はスライディング土下座待ったなし!だったであろうと思います。いや無傷でよかったよね。とはいえ目に見えないところでダメージを受けている可能性もあるので、しっかりと見てもらった方がいいのかもしれません。
教訓:左利きの指揮者からは少し離れた位置に立つべし(そもそも左利きの指揮者というのが滅多にいないわけですが)。そうだ、左利きの指揮者に気をつけろ!
コメント
コメント一覧 (1件)
そんな軽くしめるニュースかな。。。。