何が起こっても不思議ではないこの世の中。いろいろなことがおこるものだ。明日は我が身、自分が傷つけられる側にも、傷つける側にもなり得るのだ。このように世の中はとかくに生きにくいのだ・・・。
とペシミスティックになっていてもしょうがないんで、淡々と今日も生きて行きます。昨夜ミラノ・スカラ座ではちょっとした事故があったようですね。モーツァルトの《後宮からの誘拐》上演中のこと、第2幕にて。スマホが、上の聴衆の手から落下したのでしょう。最前列の男性の頬に当たったと。頬でよかったのかもしれない。後頭部に直撃したらもっとよくない結果になっていたかもしれない。
頬を殴られた紳士は「通報するぞ!(訴えるぞ!)」と叫び、休憩中、持ち主が来るまでスマホを自分が預かると言った。しかしどうやら落とし主は現れなかったようだということがなんとなく伝えられていますがどうでしょう。
さあ自分だったらどうするか。引き取りに行くか行かないか。昨今のスマホにはいろいろな個人情報などがバンバン入っていますから、ないと生活が困った事になる。だが名乗りを上げるとバチクソに叱られる。さああなたならどちらの地獄へ進みます?
私なら・・・。
まあ謝ったほうがいいとは思いますが、人の考え方は多様ですからね。
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