フランスのヴァイオリニスト、ルノー・キャプソンがドイツ・グラモフォンと契約を結んだそうです。キャプソンならソン(çon)のcの下についたニョロが大好きです。これからモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集やらヴァイオリンソナタ全集やら弦楽五重奏全集やらをリリースする予定だそうです。すごい。モーツァルトづくしですやん。
お子様たちと回転寿司に行くとついつい頼みたくなる危険な誘惑、それが「まぐろづくし」。大皿全部まぐろ、一度はやってみたい大人買い。そう、キャプソンのモーツァルトづくしもついフラフラと注文したくなるに違いない!(強引)
それにしても黄色いあれ(デザインっていうんですかね、ロゴっていうんですかね、あれはなんと表現したらいいんでしょう。ともかく黄色いあれです)で有名なドイツ・グラモフォンであります。私が初めて聞いたCDは黄色かったと思います。CDやレコードが黄色のあれであることが特別な意味を持っていたように感じています。ポリーニ、ポゴレリチ、アルゲリッチ、カラヤン、いろいろな大物が黄色からレコードやCDを出している。いや、黄色から出せることが大物の証でもあったといえましょう。黄色は信頼と品質でありました。
ドイツ・グラモフォンの社長によりますと、キャプソンとの契約はクリスチャン・フェラス以降最初のフランス人ヴァイオリニストということだそうで、なかなかレアやん!すごいやん!
・・・ところがフランスのディアパソン誌が「オーギュスタン・デュメイを忘れてるやん」とつっこみを入れていまして、あああああ、これはしたり!私(=ドイツ・グラモフォン)としたことがうっかりさん!ニュースリリースに思いっきり「フェラス以降初めて」って書いちゃった。
大丈夫。ミスは誰にだってあります。日本人のよくないのはミスを恐れることだ。ミスは必ず起こるのだから、人間だもの(みつを)。どんまい。
素晴らしい録音が生まれんことを。レーベルに新しい息吹を吹き込んでくれんことを。メイザフォースビーウィズユー。
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