スイスのジュネーヴで長く開催されてきたジュネーヴ国際コンクールは管楽器部門が特に注目を集めるコンクールで、優勝者や受賞者が華々しい活躍をすることでも知られています。
古くはオーレル・ニコレ(なんでか知らんけどニコレは1942年と48年の2回優勝しているんですよ。同じコンクールで2度優勝するなんていうことがあっていいんかい?それとも同姓同名の別人?)、ジャン=ピエール・ランパルが優勝し、エマニュエル・パユも1992年に優勝している。これを権威あるコンクールと呼ばずに何と呼ぶ?
そして今年、11月4日に開催された第77回のコンクール、フルート部門のファイナルで優勝者に選ばれたのはエリザヴェータ・イヴァノヴァ。エストニアのタリンに1997年に生まれ、ロシアで学び、2022年からはフランクフルト歌劇場で副首席奏者として活躍している。
セミファイナルの動画どうぞ:
今年26歳。まだまだこれからだ!今後のさらなるご活躍を!
ところで彼女のフランクフルト歌劇場での肩書きを見るとdeputy solo flute、コンクールのウェブサイトを見るとAssistant Principal。とりあえず副首席と書いてみましたけれど、本当は副首席ソロフルート?それとも副首席?
オーケストラの肩書きっていろいろあってなかなか複雑なので苦手。一般的には「コンサートマスター」とか「首席奏者」とかいう肩書きを持つ人が一つのオーケストラに複数いるっていうのがそもそも理解しづらいんだと思うんですよ。
ってそんなことはどうでもよくて、今後の、さらなる、ご活躍を!
コメント
コメント一覧 (1件)
ニコレの件・・・・・・大昔のLPにあったライナーノートの中に「1942年は戦時中で“国内コンクール”だったゆえ、国際コンクールになった戦後1948年に再度挑戦して優勝」したというそんな記憶です。