帽子を被って、でもよかったんですけど、「帽子」ですと思い浮かべるものが皆様いろいろと違って来るかなって思ったんで、キャップって書いた方が、どういう帽子なのかすぐに思い浮かんでいいと思ったんですよね。いや、そう言ってもでかでかと写真を上にのっけてるんで一緒かなって思うんですけど。ま、そうね。
いわゆる野球帽っていうんですか。つばがあってね。でも弦楽四重奏のいわゆるプロフィール写真っていうのですか、アーティスト写真、略してアー写などともいいますけど(この仕事をするようになって初めて知った言葉でした。電話口で「アー写」って言われたときは何のことかわからなくて面食らった思い出があります。専門用語反対!!反対っ!!!!)
アー写にですね、キャップをかぶり、Tシャツとジーンズ姿。いいね。いいっすね。もっとやってくれい!と思うのは私だけでしょうか。
ジーンズ姿で出てきて、クールにロプコヴィッツとか決めて欲しいっすよね(ロプコヴィッツはハイドンが書いた弦楽四重奏曲につけられている名前です)。「ブ」じゃなくて「プ」つまり半濁点なところが最高にクール!!ちなみにロプコヴィッツは人の名字です。チェコの超有名貴族の名前なんで、しっかり覚えて欲しい。ちょっと気になったあなたは私の書いた「名曲誕生の裏事情」を読んでお勉強して欲しい(どさくさに紛れて宣伝するやつ)
それにしても、弦楽四重奏団がさばけてきていて、私はほんとうにうれしい。びしっと全員燕尾で決めるって言うのも美しいですが、ちゃんとスタイリストさんとかファッションデザイナーに服装を演出?してもらうっていうのもすごくいいと思うんですよね。さすがにオーケストラなんかだと難しそうですけど、弦楽四重奏ならなんとかなるよね。
というわけで、一番最後に本題を書くようですが、カナダのバンフで行われていた、世界でも最も有名な弦楽四重奏のためのコンクール、バンフ国際弦楽四重奏コンクールで、クールな出で立ちのイシドア弦楽四重奏団が優勝しました。
イシドア弦楽四重奏団の公式サイト:
https://www.isidorestringquartet.com/
ニューヨークを拠点にするカルテット。弦楽四重奏という、ともすれば硬直化しがちかもしれないジャンルにおける新たなアイコン、むしろ音楽のみならずファッションさえも牽引していくような存在になって欲しいなと思います。若者も聴いてくれよロプコヴィッツ(しつこい)。
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