月曜日。雨。
皆様はよい週末をお過ごしになったでしょうか。私は何を隠そう何も隠さない、10日ほど現場に出ておりました。ロンドンから来日していたオーケストラのツアーに帯同してうろうろ、おろおろしておりました。そのツアーも先ほど無事に終わり、メンバーの皆様が帰国の途についています。
さて、私的に、いえ、合同会社オフィス山根的に大切なイベントがこの週末にあった、と申し上げたい。それが何のことなのかは皆様もある程度以上ご存じのことで、ひつこいぞ、と思われているかもしれませんけれども、スペインの大家中の大家、偉人中の偉人、ジョルディ・サヴァールの横浜公演(10月28日土曜日14時開演、神奈川県立音楽堂)のチケット一般発売日があったんですよ。おととい、27日土曜日。
興行は水物であります。売れなかったらどうする?大赤字。最悪の場合は数百万円単位の赤字を被る危険のあるハイリスクなツアーであり、その横浜公演なのです(横浜公演はホールとの共催、つまり券売のリスクはすべて私にあります)。このあたり、コンサートを主催したことのある方であればご理解頂けるでしょう。ハラハラです。ドキドキドキーンです。準備はして、あとはもうなるようにしかならない(もちろん細やかな努力は続けるのですけれども)、賽は投げられたのである。
実際には2週間前からネット限定での先行発売もやっておりましたので、一般発売といってもそうそう動くものでないかな、と悠然と構えておりましたが、わりかし「ドン」と動きまして、ありがとうございますありがとうございます。1054席ある神奈川県立音楽堂ですが、券倍率は早くも50%を超え、60%に迫らんとしております。
これはスタートダッシュとしては「かなりの成功」の部類に入ると思います。よって私の眉毛に深い角度で刻まれていた「八」の字は、かなり平坦になった、緩やかになった。つまり私は一安心したのであります。ホーホケキョ。
しかしながら続く円安、高止まりしている航空券代(この先しばらく落ちていくことはなさそうとのことです)、そして宿泊費(年内は高いまま行くだろうと言われています)など、当初の想定よりも経費がかなり余分にかかることもあり、ぶっちゃけた話、まだまだもっとずっとチケットが売れないとツアーは赤字です。ペイするまでの道は、長い。
より多くの皆様に、サヴァールのチケットを買って頂きたい。それは「本物の音楽に触れていただきたい」という思いが最優先です。そしてその上で、いくばくかの利益が私の手元に残れば私はなお嬉しい。
実はこの土日は、ヒリヒリするような気持ちでおりましたが、素晴らしい反応を頂きまして、完売に向けた手応えを感じております。私も宣伝を頑張って参りたいと思いますので、この文章を読んでしまったあなたはぜひ、以下をクリックやタップして、チケットをご購入いただきたいと、そのように心から願うものであります。あとでいいや、と思っていると完売しているかもしれない。そうなってからでは遅い!!
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