先月のズートン・ワンのリサイタル・ツアーにご来場いただいたすべてのお客様、そしてすべてのご関係者に改めて感謝を申し上げます。いまから約一ヶ月前の9月4日に来日して22日に離日するまでの2週間超、7都市でコンサートを開催しました。多くの皆様にお愉しみ頂けたことと思います。その後私もようやく通常運転に戻りつつある、そんな感じです。はぁッ・・・(安堵のため息)。
ところでツアーを組む側の人間としては、できるだけ一筆書き、つまり一方通行、あるいは円を描くようにくるーっと日程を組めれば、移動距離も最短に抑えられ、ローコスト低燃費でよいな、あと心情的に気持ちいい、といつも思うのですが、実際にはそう目論見通りにはいかないことがほとんどですね。
ホールの空き状況など、様々な事情により、日程と場所は決まっていきます。今回のツアーも、残念ながら(いや別に残念でもないのですが)、いったりきたりを繰り返す感じになりまして、東京を主なベースとしてあちこちへでかけていく、というパターンになりました。東京には3回(最終日の日帰り高崎往復もいれると4回)戻っています。
東京→(飛行機)→米子→(飛行機)→東京→(飛行機)→札幌→(飛行機)→名古屋→(新幹線)→東京→(飛行機)→秋田→(飛行機)→福岡→(飛行機)→東京→(新幹線)→高崎→(新幹線)→東京
ちなみに都市間の移動には、新幹線移動と飛行機での移動があって、飛行機の場合は空港の近さとかも気になるところです。福岡空港は爆裂近いが、新千歳は札幌市内からめちゃめちゃ遠いです。米子もかなり近く、秋田はまあ普通ぐらい。なお、今回は関係なかったですが、遠くて有名なのが大分や熊本でしょうか。長崎とか広島とかも遠くて、できればこれらの空港は使いたくないなあ、とつい思ってしまうのですが(ごめんなさい)、それはそれです。
なお今回のツアーでは秋田→福岡という移動もあって、ここはなんと直行便がなく、仙台まで陸路で移動して仙台→福岡と飛ぶか、秋田→羽田→福岡と2度飛ぶか、ということになります。福岡空港は激近なのでいいのですが、市街から遠い空港に着くとなると、移動がさらに伸びるので本人の負担も増えますね。
ホテルのチェックアウトは10時とか11時が多いですが、前日夜にコンサートをすると、翌朝はゆっくり休みたいもの。それにあまりに早く出て早く着いてしまうと今度はチェックイン時間がまだ、そういうことも起こりえます(どうしてもという場合はレイトアウトやアーリーチェックインを手配することもあります。追加料金がかかるのはいいとして、そもそもホテルの稼働状況によっては断られることもあります)。そのような条件のなか、もっとも本人に負担が少なく、かつ、練習場所もきっちりと確保できるように旅程を整えていく。
実際に組んだ旅程を本人にも見てもらい、オッケーが出て最終確定となります。ただ、こちらはどういう動きをするのかだいたい判るからいいのですが、日本地図が頭に入っているわけではないアーティストたちは、文字で旅程だけを見てもあまり想像がつかないと思いますし、ある程度から先はこちらを信じてもらって、実際動いてみて、ということになります。
いろいろツアーをしていると「こんなはずでは、、、しんど、、、」となることもたまにあるので、ここは厳しかろうな、、、というところはあらかじめ「ここはしんどいがこういうことなので」と説明しておくこともあります。あとは天候。今回は「台風来るか」みたいなこともありましたけれど、それもどうやら無事にやりすごすことができたので、そういう意味でのツキもあったかなと思っています。
最後まで元気に笑顔で完走してくれたズートン・ワンに感謝。また次回の来日をぜひお楽しみにお待ちください。


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