ブラジルの地方都市ジョインヴィレにオーケストラとコンサートホールの計画

ブラジルと言われたらまずはサッカーでありましょうか。

クラシック音楽とブラジルというのはなかなか接点がなく、ブラジル出身の世界的なクラシック音楽かというと作曲家のヴィラ=ロボスの名前が出るぐらいですね。あとはショパン国際コンクールで2位にかつて入賞したアルトゥール・モレイラ・リマというというピアニストの名前が出るぐらいでしょうか。いや、あの名前が、とかこの名前が、とかもありましょうが、恐らくこの2人の名前が出ればとりあえずOKか。

とはいえ、これは当然のことながら、クラシック音楽をやろうぜ!という人もブラジルにもいるのであって、今日のお話はなかなかいいお話というか、素晴らしい取り組みのように感じますね。しかもブラジルでも大都市とは言えないジョインヴィレという街で。初めて聞くお名前。なになに、Wikipediaによるとボリショイ・バレエの付属学校がモスクワ以外にある唯一の場所である、とあって、驚く。

世界は狭い、とかよく言いますけれど、世界は広い。こういう知らないことがいっぱいあるんだな、と思いますね。ボリショイ・バレエがジョインヴィレに!なんでそういう話になったのか、そのあたりを聞いてみたいものだ・・・・・・。ちなみに街にはドイツからの移民が多く、ドイツ文化の影響がみられるようです。いや、広い。

で、そのジョインヴィレにオーケストラとコンサートホールを、という計画があり、2030年のホール完成が目指されていると。ホールの音響は永田音響設計が手がけるということでして、本格的であります。詳細はこのあたりにあります。

Musicariumという名前の団体は2017年に作られて、代表を務めているのはセルジオ・オガワさん。なんと、日系人であります。ブラジルの日系人というとセルジオ越後が一番有名でしょうか。しかしこのジョインヴィレという街でご活躍される日系人。これまた素晴らしい話だ。

世界は広いな!ということを実感しています!!

さあ!今日もそんな世界を讃えて、まずは洗濯物を干そう!千里の道も一歩から!

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