ヤクブ・フルシャがチェコ・フィルの首席指揮者兼音楽監督に

驚きはない、と言われても驚きはない。そう、サプライズではないっていうこと。いやあびっくりしたなあほんと。

ヤクブ・フルシャ、チェコ人として最も活躍をしている指揮者の一人であることに疑問の余地はないでしょう。1981年うまれ、43歳。今月で44歳のぞろ目。バンベルク交響楽団の音楽監督であり(29年まで)、そしてイギリスのロイヤル・オペラの音楽監督を次期(今年9月)から務めることになる人物であります。

私、告白するんですが、なんどでも。言いますね、フルシャっていうスペルが大好きなんですよ。Jakub Hrůšaって書くんですね。チェコ語なに、かわいい。マルがついてたりチェックマークがついてたり。どう発音するかはこのへんとかで勉強してきておくんなまし。ともかくいけている。私個人としてはぞくぞくするような名前なわけ。でもこういうのも、ほら、ルッキズムとかと同じで、侮辱だ、撤回せよ!みたいなことになりがちな時代なのでしょうか。世知辛い世の中だ。マルとかちょぼとか素敵だと思うんだけれどブツブツ。

チェコフィルの公式によると、10年間首席指揮者兼音楽監督を務めたセミヨン・ビシュコフの後任で、とりあえず契約期間は5年としつつ、「両者(オケと指揮者のこと)はこれを長期的な関係の始まりととらえており、今後も協力関係を継続していきたいと考えている」。と、まあ大人ですから含みと幅とかはいろいろと持たせつつ(あっという間に大失敗に終わる可能性が絶対にない、とまでは誰も言い切れないからです)、しかしロングなリレーションが続くことを期待していると。

そうでしょうそうでしょう。ビエロフラーヴェクは病気で亡くなったため5年でしたが、アンチェル(18年)とか、ノイマン(21年)とか、長きにわたって首席指揮者を務めたチェコ人指揮者も複数人いますから。

フルシャにおかわりが来る、に全額!さらに倍!それからスーパーひとしくんも使いますね。

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