コンサートホールない問題が日本で問題になっていて問題だなと思っている問題があるんですね(どんだけ問題が好きやねん問題ともいう問題)。
それは日本だけの問題ではなくて、ロンドンでも問題ですよねという問題です。バービカンセンターというロンドンのいわゆる著名なホールがありますね。ホールというか複合施設で、私は行ったことないけど、図書館とか映画館とかギャラリーとかも入居しているというようなところですね。1971年に建築がはじまって1982年に完成して(9年もかかってんのな)、もう42年が経過している。
見た目がひどい、音響最悪、いろいろぶーすか言われていますけれど、しかしないよりずっといい!BBBBとBをよっつ風車みたいに並べたロゴもいけているぞ。
そのバービカンセンターを改修するか建て替えるかみたいな議論があったらしいっぽいんですが、どうやら改修で決まったらしいぞ、しかも5年かけるようだぞということだそうで、5年はさすがに長いですね。長い。2027年にはじめられ2032年に完成予定と。つまりバービカン完成50年に照準を合わせてやるぞということです。
それはまあビューティフルな流れなんでいいんですけどこの間ホール難民、流浪の民がたくさん発生しそうですね。5年の流浪。いずこゆくか、流浪の民~シューマン。いやイスラエルの民は
ほんでロンドン市から出される改修費用が1.91億ポンドだということでこれはでかいですね。およそ370億円。こんだけあったら新しいホールを建てたほうがいいのでは?いろいろな意味で、と思ったりもしないでもないですが、たぶん370億円では巨大な複合施設を建てることは出来ないんだろうなあ。
しかもこの金額では予定されているリノベーションの80%の金額にしか届いていないようなので、のこり20%は寄付キャンペーンをして乗り切ろうということのようです。
こういう予算というのはだいたい実際動き始めると膨らみはじめてですね、気がつけば倍になっておった!!いやさらに倍!みたいなおっそろしいことにもなるわけですが、バービカンが悪しき前例のあとを歩むみたいなことにならないといいですね。
よきリノベを。
グーテ・リノベ。
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