バーンスタインの話題が続くなと思いながら書いています。
そして、いまの若い人たちにバーンスタインという言葉はどれぐらいの感覚として響くのかという事が気になってもいます。私たち40代の世代にとってみての力道山とか?ウルトラマンとか?ETとか?そういう感覚でしょうか。
それはさておき、バーンスタインは弦楽四重奏を書いていないと思れていましたが、あったそうなんです。1936年、18歳の時の作品。バーンスタインは当時ハーバード大学に在学中。なるほど。
このたび貴重な新録音をリリースするレーベルによるニュースはこちら↓
そしてすでにこの作品は昨年の11月にバーンスタインゆかりのタングルウッドで初演されていたと。
「ええのか」。こういう、いわゆる未発表作とか新発見の作品を世に放つというニュースを目にすると、ついそのように思わぬでもないのですが、見つかったのなら聴いてみたいと思うのもまた人間であります。グヘヘ(きもい)。
ちなみに新しく見つかったこの作品、単一楽章で9分ほどなのだそうです。いまググってみましたが、ほんの20秒ぐらいだけ聴ける音源がありました、このページ。
https://www.pbs.org/video/leonard-bernstein-music-for-string-quartet-hhblss/
なるほど、全盛期のバーンスタインを予兆させるような、イケイケな雰囲気を感じる曲ではありませんか。
バーンスタインはこの曲の楽譜をニュー・イングランド弦楽四重奏団のメンバーの一人に渡し、そのまま棚にしまわれたままになっていたと。たまにこのメンバーの妻がプライベートで演奏していたところ、偶然に娘が知ることとなり、調査を始めた結果、知られざる作品であることがわかり、上を下への大騒ぎとなった・・・。
で、その昨年演奏されたその楽譜に「1」とあったらしいんですよ。
ほーん。つまり、「2」があるんちゃうか、と頑張ってワシントンのアメリカ議会図書館(「親愛なるレニー」の著者が手紙を発見した図書館ですね)で探した人が本当につい最近「2」を見つけた。なので1と2がまとめて今度録音される、ということであります!「3」と「4」も見つかったらミステリー完結っすね。
どんなトニーやマリアが出てくるか楽しみじゃないか!さあレッツ・シング!ああーマリアー!!(意味不明)
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