イギリスを代表する弦楽四重奏団の一つ、ドーリック弦楽四重奏団がメンバーチェンジしたそうです。2名。ヴァイオリンのアレックス・レディントンが抜け、ヴィオラのエレーヌ・ムレモンが抜けた。レディントンは創立メンバーの一人だったので、これによって創立の頃からのメンバーはチェロのジョン・マイヤースコウただひとりということになります。
メンバー・・・・・・チェーンジッ!!!(テンション高い)これね↓
代わりにヴァイオリンのマイア・カベザとヴィオラのエマ・ウェルニクが加入とあるが、これはなかなかの顔ぶれですね(以下マニアックすぎる情報なので流して読んでいただいてOK!!)。カベザさんは日本生まれのカナダ系アメリカ人で、カラヤン・アカデミー出身で、ヨーロッパ室内管で第二ヴァイオリン首席、暗譜で演奏するオーロラ・オーケストラでも首席ヴァイオリン。
エマさんもアメリカ人でして、1999年生まれとかなりお若いが経歴はピカピカしておりまして、2017年のセシル・アロノヴィッツ国際で優勝し、クレメラータ・バルティカなんかと共演し、2024年からはデンマーク放送響の首席ヴィオラ奏者。
こんなすげーお二人が入ったら今後どうなるとかよりも、どういう風によくなる!という鍛しかないんちゃう?期待したい。
ちなみに弦楽四重奏、もっと皆さんに聞いて頂きたいんですけど、なかなか渋いジャンルと言われまして、チケットの売れ方も爆発しないんですが、クラシック音楽の骨格というか、ミニ版オーケストラでもありまして、クラシック音楽の骨の髄を知ることが出来るんですよ。つまり骨付きの鶏ちゃんのお肉から、いい出汁が取れますねということです。だからいい出汁をいっぱい知ってほしいんです。出汁、大切。昨日いただいた切り干し大根めっちゃやさしい味がしてうれしかったわあ。関係ない話してごめん。
ドーリック弦楽四重奏団は1998年に結成されていまして、25年以上活動している中堅~ベテランの域に入ろうかという人たちです。Webサイトもあるが、あまり更新されていないようなのは、忙しいからですね。忙しく活動している室内アンサンブルは、ネットにまで手が回らないことも多い!更新されていないのは、活動していないのではなくその反対で、忙しすぎるということもあるから要注意だ!!
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