フランス人チェリスト、オフェリー・ガイヤールのチェロ、盗まれる(2度目)

弦楽器奏者にとって楽器は命の次に大切。あるいは、命よりも大切、かもしれませんね。そんな楽器が盗まれたら、どんな気持ちになるのか、それはもう、つらく悲しく、絶望。そんな体験は誰もしたくないと思いますが、オフェリー・ガイヤールにはその試練が降りかかった。しかも2回目というからこれはつらい。1度でも絶句なのに2度目とは。

盗まれたのは1737年製のゴフリラー。高いやつや。130万~150万ユーロの価値があるということなんで今のレートで換算すると2億円~2億4000万円ぐらい。ものすごい価値だ!!歩く家、いやむしろ家より高額。歩く都心のタワマン高層階だ!!いや、いまは低層レジデンスの方が高いのか。

2018年にパリ近郊の自宅付近でナイフを持った人物に脅され、楽器を置いて逃げざるをえなかった。その時は数日後に発見されたそうです。

今回はどうやら深夜の間に自宅に泥棒がやってきて、一家が寝ている間にいろいろ盗んでいった、その中にチェロと貴重な弓(弦楽器の弓って、すごくシンプルな形をしていますが、高価なやつは軽く数百万円とかするめちゃくちゃ高価なものなんです。なおいままで私が見た一番高い弓は一本50万ユーロ=8000万円)、パソコンなどが含まれると。なおパソコンはさっさと見つかったそうです。

ガイヤール本人がSNSでヘルプ!と叫んでいる。

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