おめでたいニュースです。メトロポリタン歌劇場管弦楽団のアソシエートコンサートマスターに若き女性が就任。ニューヨーク生まれニューヨーク育ち。ニューヨークのジュリアード音楽院でドナルド・ワイラースタインと川崎雅夫に学んだ。在学中からジュリアード音楽院管弦楽団のコンサートマスターを務めていた、現在はジュリアード音楽院で教えているということで、どっからどうみてもギンギンのニューヨーカーであります。マンハッタン行きてえ。
今後のご活躍をお祈り致します。いつかアソシエートの文字が取れる日がくるといいですね。ちなみに先日日本にもツアーに来ていたロンドン交響楽団でも演奏をしていたとのことで、目撃された方もおられることでしょう。ロンドン交響楽団との6週間のツアーの翌日にオーディションを受けたとあり、なかなかタフな状況だったようですが見事突破。才能は嘘をつかない。
ところでオーケストラにおけるアソシエートという言葉の持つ意味がいまいちしっかり理解できていない私です。前にアソシエートコンダクターっていう職を副指揮者って訳したらそれは違うって言われたことがあって、なかなか難しいなと。
言葉として準とか准とかそういう意味を持つみたいなので准コンサートマスターっていう感じなのかなって思っています。でも准ってなんんなの。多分ですけれど、コンサートマスターほどの権限はない、基本はコンサートマスターの隣とか後ろに座る。だが、コンサートマスターが不在の時など、コンサートマスターの椅子に座ることもある。そういう感じでしょうか。准コンサートマスター。
まあそもそもが、開き直っちまえば、タイトルなんてつけたもん勝ちでありまして、えー、どんな名前をつけることだって可能で、スポンサーの名前を足すこともあるだろうし、ネーミングライツっていうやつですね、京セラドームとかそういう感じで、つけちゃったりとかもできる。ミッキーマウスフェロー・コンサートマスターとか、インクレディブル・コンサートマスターとかでもルール上は可能なはずです。
ふざけた事を言ってないで今日も仕事します。
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