小澤征爾が日本を代表する世界的指揮者だったとすると、ズービン・メータはインドを代表する世界的指揮者です。小澤征爾がボストンを長く拠点としたのに対し、メータはイスラエル。でもいまでもインドのパスポートを持っているんだぜ。
どちらも、欧米人ではない。すなわち多様性を象徴する存在、といえましょうか。
メータは88歳。先月24日、25日とムンバイで地元のオーケストラ、インド交響楽団にまた客演を果たしたということでインタビューが出ていまして、そこで音楽以外のメータが愛するものについて語っていました。それが意外な感じだったんですよ。
メータが大好きなものはなに?それは、、、、
①アルフォンソマンゴー。このマンゴーがなかなか手に入らないらしく、嘆いていますね。ぜひ宮﨑か沖縄へおこしいただきたいものだ!
②クリケット。フットボールでも野球でもなくクリケットというところがやはりインドですね。「可能な限りインドを応援する。夜中に見て妻に怒られる!」(ええ話や)。夜は寝ましょう。
③唐辛子。カレーの国インドの人だなということがここでもわかる。唐辛子なしで生きられない。家出唐辛子を栽培している。
指揮者、あるいは音楽家の私生活的なことってなかなか思いを馳せるようなこともないので、なんか新鮮な気持ちになりました。フレッシュであること、大切ですね。だるだるではなく、フレッシュ。いくつになっても新鮮な気持ちを持ち続けること、それを大切にしていきたいものだと思ったのであります。最後全然メータと関係ないけど。いや、それでいいのか。いいのだ。
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