ザルツブルク音楽祭といえば、サウンド・オブ・ミュージックの舞台でありカラヤンの生地であるザルツブルク(オーストリア)で毎年夏に行われる音楽祭で、私も昨年ザルツブルクに20年ぶりぐらいに1日だけ行ったんですよ。音楽祭にはいかなかったけど、ヤメン・サーディに会いにね。シュニッツェルとビールをいただきながら。
ザルツブルク音楽祭はとても贅沢な音楽祭で、どんだけすごいかというと、ウィーン・フィルが夏の間じゅうずっとここにいてですね、コンサートやオペラをやっているっていうわけ。ソリストや各種アンサンブルもやってきてドンジャカ音楽をやる、素晴らしい音楽祭なわけです。
贅沢するには何が必要か。お金です。お金がなければ天下はまわらない。きれい事だけでは世の中は動かないのであります。美術品にとんでもない高価な値段が付くことで画家なんかも生活が出来る。音楽祭にもとんでもないスポンサーが付くことで、音楽家が生活できる。そういうわけで、スポンサーは大切でありますし、メインスポンサーとなるとなおのこと大切だ!ということになります。
このたび2025年から3年間、ザルツブルク音楽祭のメインスポンサーを務めることになったのがドイツのヴュルト・グループ。どれだけのお金を払うのかは明らかにされていませんが、これまでも音楽祭のスポンサーだったところお値段が倍以上になったということのようなので、とんでもない金額なのであろうことが想像されるわけです。いいぞ!!
ヴュルト・グループを率いるラインホルト・ヴュルト氏は、19歳で父の家業を継ぎ、当時2人だった従業員の数はいまや世界80ヶ国以上、87,000人を越すまでになった。つまり大成功した実業家なのです。自動車の修理と整備を行う世界的企業で、日本にもウルトジャパンという会社名で事業を展開しているのであります。
成功したら社会に貢献。私も大成功した暁には貢献をしたいものだと思うものです。そのまえにまずはささやかな成功のため、今日も汗水垂らして、いや、今日は久しぶりに家にこもってだな、たまっている事務仕事をやっつけるのである。暑い日は外に出ないに限る(夕方出ます)。
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