2025年– date –
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シカゴ響首席フルート奏者がベルリン・フィル首席へ
アイスランド人です。Stefán Ragnar Höskuldsson 、ベルリン・フィルの首席フルート奏者に就任。なかなか難しいお名前だがなんと読む。ステファン・ラグナー・ホスクルドソン、ですか。2015年からシカゴ交響楽団の首席奏者、そのまえは2008年からニューヨ... -
《美しく青きドナウ》が宇宙にむけ発射。ポペルカ指揮ウィーン交響楽団のライブ録音、5月31日。
バズ狙いとか、拡散が、とかバズったもん勝ち、とか言いますけれど、これこそ究極の無駄というか、いや、究極っていう言葉を使うのはふさわしくないか。宇宙に向けて電波で拡散するんだから史上最強の拡散なんじゃね、とかそういう軽口の一つでも叩いて、... -
史上最高額のストラディヴァリウスが爆誕。34億円。14年ぶりに、ぶっちぎりで最高額を更新。
ついに、レディブラントの記録が破られたのだった。 なに!レディブラントが!そうだ!ついに敗北だ。完敗だぜ!! しかもとてつもない大差で。どうしてこういうことになったのだ。ノーマークだったぞ!なに?そもそも買えないのでマークしていてもしょう... -
ノートルダム大聖堂の音響は変わったのか
BBCの特集記事がめちゃんこおもろい。2019年の大火事で大変なことになったパリのノートルダム大聖堂は、およそ7億ユーロをかけ、6年後の2024年に修復が完了したということなのですが、見た目も若干違えば、響きも変わった、かもしれない。 壁も綺麗に清掃... -
オーケストラ奏者のための怪我防止ツールキット「シンフォニー・オブ・グッド・センス」
大学生の頃に観た映画《ザ・シックスセンス》の最後は衝撃的だったなあ。まさか自分が死んでいるなんてね。あ、秘密をばらしてしまった。いかんいかん。 しかし、怪我を予防するための秘密については、どんどんバラしていかねばならぬのではないか、そのよ... -
ショパン国際、予備審査(4月23日~5月4日)のスケジュール
ショパン国際コンクールはビデオ審査のあとに予備審査があります。予備審査が2回あって、そのあと本大会となるわけです。 たまたま北陸に営業行為に出かけ居ていた私は、昨日は出場が噂される牛田智大さんの演奏を、金沢駅前の石川県立音楽堂で聴かせてい... -
今は99名以下の会場でも興行ビザを取得できる
知っている人は知っている、だが知らない人は永遠に知らない、というめちゃトリビアルなというか、マニアックなというか、どこに需要があるんや、という話なのですが、興行ビザというのはずっと100人以上の会場でなければ原則的に取得出来ない、というのが... -
ジャン=ギアン・ケラス、今年後半のアメリカツアーのギャラ全額寄付を明言。むしろすでに全額寄付済み。
ジャン=ギアン・ケラスは昨年夏も、自らキーウにいって演奏し、地元の人と交流をしていましたが、 https://officeyamane.net/queyras-goes-to-kyiv/ 今回は今年の後半に予定されているアメリカツアー5公演のギャラすべてのウクライナに寄付すると発表。 ... -
ショパン国際コンクールビデオ審査通過者は中国勢が圧倒的多数
日本時間のおとといの夜にショパン国際コンクールのビデオ審査結果が発表され、ピアノ界隈がざわついています。ピアノ界隈の隅っこに棲息する私のところにもあちこちから連絡があり(といっても数えるほどだがな!!)、あーだこーだとやりとりをしており... -
山下愛陽のインタビューが百花繚乱
百花繚乱ってどういう意味ですか。素晴らしい作品や業績が一時期に現れてにぎやかなさま。 なにが咲いたのかというと、ギタリスト、山下愛陽のインタビュー記事がドドドとネット上で公開されました。どうしてこんなことが?なぜなら、1月にベルリンから一... -
もっとも近くで見つけた代役(ウィーン→ウィーン)
ウィーンではいま、《ノルマ》がかかっている。国立歌劇場でノルマが、そしてアンデアウィーン劇場でノルマがかかっている。 「えっ?」「・・・・・・えっ?」 アンデアウィーン劇場ではウィーン響が演奏していて、もちろん国立歌劇場ではいわゆるウィーン・フ... -
世界トップテノールのラモン・ヴァルガス、ソウル大学教授に就任
ラモン・ヴァルガスはメキシコ出身の大スターテノール歌手。ソウル大学はいわゆる日本における東大にあたる、由緒正しき、最高の教育機関であります。そのソウル大学の教授に、世界的大スターテノール歌手が就任するというのは驚きであります。桃の木であ...