インドの楽器タブラを弾くスーパーミュージシャン、タブラ奏者ザキール・フセインが危篤だそうです。京都賞も受賞した大物中の大物。73歳。まじですか。亡くなったという情報も飛び交っているが、それはフェイクニュースで存命だが危篤、という情報もあり、錯綜している。少なくとも健康状態がいいというわけではなさそうです。
一度だけ「ザキール・フセイン呼ぼうぜ!」というムーブメント(ムーブメント?)に居合わせたことがありまして、それは例のタブラ協奏曲《ペシュカール》をやろうぜ、呼んでくれねーか的な話だったのでした。
もう10年ぐらい前だったような気がするんですけど、あるオーケストラからそんな依頼が来て、そのときに関係者一同みんながぶわーっとやる気が出て、一気に話が持ち上がって盛り上がって・・・・・・
なんかがダメだったんだろう(よくあることです)、話はシュンと消えてそのままになってしまったのでした。
人生生きてきたらどんどん過去が積み上がっていきますけれど、あのときは一瞬みんなのアドレナリンが咆哮した、そんな時間だったな、ってなんとなく一抹のさみしさ、残念だったな、という生暖かい思い出として私の脳内の引き出しにしまわれています。
ぜひフセイン師によるタブラ協奏曲をライブで聴きたかったものだ。しかしそれももうかなわぬことになるのか。残念です。いや、不死鳥のようによみがえって日本でその神技を広していただきたい!!!
ともかく人生とは前に進まねばならぬ、そういうものです。今年も気がつけばあと2週間ていどとなっております。悔いのない今年を終えられますよう、今週も、本日も、いまこの午前7時台も、有意義に使っていきたいと思うのであります。
とりあえずスタッドレスタイヤに交換する予約を入れないといけんなと思っていますが、店がオープンするような時間にはすっかり忘れてしまっていて、気がつけば閉店の時間を過ぎていることでしょう(←先週の私の日々)。
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