ベルリン・フィルを退任するコンサートマスター、母国で名誉教授に

安定した収入、それはとてもやはりありがたいし心の支えです。特にフリーランスである音楽家にとっては。

ベルリン・フィルという超強力な看板を背負った人物であれば、そしてオーケストラ史上初の女性コンサートマスターという名誉を得た人物であれば、世界各地から引く手あまたなのは間違いありません。

しかしそこはそれ、やはり母国がいちばんよね。私もそう思います。やっぱり国外で、母国語以外の言葉を話して生活するのはストレスですもんね。母国がいいよないちばん。とか言うと守りにはいってるのか自分、とかそういうことにもなるかもしれませんが、守るべき家族がいるんだよ。

えらそうごめん。

そういうわけで、ベルリン・フィルのコンサートマスター職を来年2月で、自らの意志で去ることになっているヴィネタ・サレイカ=フォルクナーが、母国ラトビアの音楽院「ヤーゼプス・ヴィートルス・ラトビア音楽アカデミー」の名誉教授に就任することが発表されましたで。

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