ウィーン・フィルから明日付けで2名の奏者が引退

ザルツブルク音楽祭が本日終わりますね。チケット売上は実に98%を超えていたということなので、すごいことだ。ウィーン・フィルの演奏会はもう終わっていて、今夜の最終公演はラトルのバイエルン放送響です。いやはや、夏の大イベント。お疲れ様でしたね。

で、ウィーン・フィルも新しいシーズンを迎えるわけです。9月から新しいシーズンが。すると、出会いがあれば別れもあります、世代は交代します。ということで、お二人がご引退されるということであります。

ファゴットのシュテパン・トゥルノフスキー、そしてトランペットのラインホルト・アンブロースの2名。

9月1日付けで退任ですね。長い間の激務、お疲れ様でした。ウィーン・フィルというのはウィーン国立歌劇場を母体とする自主運営のオーケストラで、ウィーン国立歌劇場は毎晩違うオペラを演奏しているので、オペラも弾きながら、オーケストラのコンサートもやらないかんという、目の回るような忙しさなのですね。

午前中にウィーン・フィルのコンサートがあって、夜にはオペラも本番が、なんていうこともあるみたいなので、バチクソ忙しいわけだ。その激務を勤め上げられたということ、それだけをとっても、いやーお疲れ様でした、と申し上げたいのであります。

ゆっくりお休みください。そしてレッツ・エンジョイしてください。

しかしワーカホリックのように働いてきた人がいきなり、はい、お休み、と言われてもそうそう簡単に休めるというものでもないのかもしれませんが。

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