カナダの名門バンクーバー交響楽団の新しい副首席フルート奏者に17歳の若者が選ばれる

きんは100歳、ぎんも100歳。Julin Cheungは17歳。17歳で一流オーケストラの副首席フルート、ピッコロ奏者のポジションを勝ち取るとか、とんでもないことですね。若者にとっての励みとなりますし、がんばらないとな、と思わせられる。バンクーバー交響楽団はカナダ3大オーケストラの一つとされます。日本が誇る鉄ちゃん秋山和慶が長く音楽監督を務めたことでも知られますよ(1972-1985)。

カナダ育ちのジュリン・チャンの母親はカザフスタン人で、父親が中国人。2歳からシアトルで育った(Cheungと書いてなんと読むのか。よく判らずググったところチュンかチャンっぽい、ということで、とりあえずチャンにしてみました。多分漢字で書くと張さんなんでは?間違っていたらすいません。陳の可能性もあるっぽいよ)。

ジュリン君が音楽を始めたのは6歳。プラスチックのリコーダーをおもちゃ屋さんで買って貰ったところからスタートしたのだそうです。そしてYouTubeでフルートのビデオを見ていたらそれが金属じゃん?と知って、それからやっと本物のフルートを吹かして貰うようになったと。

才能が開花するのに時間はかからず、9歳にしてシアトルのユースオーケストラに入団すると、数え切れないほどの国際的な賞を受賞してきた。・・・からの、この入団テスト合格!ビッグニュース!というわけだ。

なるほど、うちの娘ちゃんもまだ5歳になってないから、6歳までにプラスチックのトロンボーンとか与えたらいいことあるかな(飛躍しすぎ)。

バンクーバー交響楽団のオーディションは2段構えになっていて、まずは国内の奏者だけでブラインド審査をする。それがイマイチだった場合、インターナショナルになる(同じくブラインド審査)。今回のオーディションは国内オーディションが不調におわったため、国籍が解放され、参加することができたとあります。シアトル育ちとあるからパスポートはアメリカかな?

ブラインドが外れたときのみんなの驚きようったらなかったぜ、なあ、マイク?そうさ、みんな仰天して、ジョー(顎)がドロップしたんだぜ。

チャン君はいまはまだまだカーティス音楽院で勉強中の身で(12年生=日本の高3)、来年4月まで在籍する予定になっている。なので正式に入団が決まるのは18歳のときになっているのだそうです。しかしそれにしても17でプロオーケストラのオーディションを突破するとか、ほんとうにとんでもない。

若者の未来に幸あれ!!

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