日本の高速鉄道は新幹線。フランスはTGVです。ティージーヴイでもいいし、テジェヴェ、と発音してみるともっとそれっぽく聞こえるから要注意だ。過度に格好を付けたり、知ったかを噛ますと嫌われるぞ?
で、テジェヴェなんですがね、前々から行けるようにするぞ、と言われていたところ、いよいよコントラバスを載せることが可能になったそうです。とはいえ自由にいくらでも乗せられるわけではなくて、もちろんハードケースはダメで(当たり前か)、ソフトケース限定。高さは195cmを超えないこと、だそうです。
ちなみに今のところ無料だそうですが、そのうち有料になるかもしれないとのことです。が、しかし、コントラバスを載せていいよとなると、みんなだいぶ話は楽になる、のでしょうか。個人であればそうかも。やったーラッキーなのかもですが、これがオーケストラとなると話はちょっとやべーことになりそうですね。今でもチェロの集団がオーケストラのツアーで高速鉄道に乗ると、上の棚や最後列が大混雑して困った事になりがち。おーいそこあいてる?うーぬぬ、行けるかいけ!押せ!おっしゃ!みたいな。
そこにコントラバスのご一行様も加わるとなると・・・?果たして?(絶対無理です)
そして、こういう場合の常として、必ず「不公平だ!」という声が出てくるであろうことだ。大きな荷物はコントラバスだけではない。コントラバスに近い形状の大型荷物はどうなのだ、という声が必ず出るであろう。オーケストラに限定したとして、打楽器もめちゃめちゃ場所取るぞ。おい、ティンパニーはどうだ(不可能です試みないで)
いやはや、世の中が平和にならないわけだ。
なお日本の新幹線では縦横高さの合計が250cm以下(長さ2m以下)、重さ30kg未満が2個まで、となっておりまして、コントラバスのソフトケースは180x80x45cmとかそれ以上なので、規定に沿うならアウトー!なわけです(見逃して貰っている場合も多々あると思いますが)。
さすがにオーケストラでコントラバス集団の新幹線移動は無理だろうな。
あ、TGVの話だったけど、ま、いいか。
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