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アーノンクール・アーカイヴでアーノンクールの歴史に浸ろう
ニコラウス・アーノンクール。1929年に生まれ、2016年に亡くなった大指揮者であります。古楽というジャンルの偉大なる開拓者というかなんというか、ギョロギョロした目がたまらねえ、吸い込まれそうだよね。 そんなアーノンクール生誕95年というまた微妙な... -
1989年3月24日、カラヤンが生涯最後に振ったオペラの映像がYouTubeに
カラヤンが生涯最後にオペラを振ったザルツブルク祝祭大劇場の映像がYouTubeに登場。いわゆる指揮者を映した定点のモノクロ動画で、これは舞台袖の人とか、プロンプターの人とかが見るモニター映像ですか。ちゃんと録画されていたもんなんですかね。それが... -
ザルツブルク音楽祭の2025年から3年間のメインスポンサーはヴュルト・グループ
ザルツブルク音楽祭といえば、サウンド・オブ・ミュージックの舞台でありカラヤンの生地であるザルツブルク(オーストリア)で毎年夏に行われる音楽祭で、私も昨年ザルツブルクに20年ぶりぐらいに1日だけ行ったんですよ。音楽祭にはいかなかったけど、ヤメ... -
【訃報】元ウィーン・フィルのコンサートマスター、ウェルナー・ヒンクが死去
ウェルナー・ヒンクがなくなった、という速報が名古屋に届いたのは昨夜遅く。私たちは打合せと称し、なぜか名古屋でもんじゃ焼きをいただいていた、へらと格闘し、白玉だんごと奮闘していたときでした。その場にいた5名、それぞれの頭にそれぞれの思いが去... -
ウィーン・フィル史上初、定期演奏会に女性指揮者。
来年の5月にウィーン・フィル定期演奏会を初めて女性が指揮する。1842年に活動を開始したウィーン・フィルの182年もの長い歴史上、確かに女性指揮者が指揮をしたことはあったものの、定期演奏会といういわばオーケストラにとって最も重要な「顔」「プライ... -
シェーンベルク生誕150年、弦楽四重奏曲全曲演奏会+浄夜演奏会(東京・上野)について
年末にも宣伝をしてますが、もう一回このタイミングで宣伝します。 全曲演奏会が大好きです。なぜかはわかりません。多分ですけど、なんかこう、達成感があるからですかね。私の息子ちゃんたちがせっせと苦悶を、いえ、くもんをやっているのは、きっとそれ... -
ウェルザー=メスト、クリーヴランド管を2027年6月をもって退任へ。25シーズンはオーケストラ史上最長。
ガン治療から復帰したウェルザー=メストが、音楽監督を長く務めたクリーヴランド管弦楽団との任期を延長せず、契約満了となる2027年6月をもって退任することになりました。2002年からということなので、25年間はオーケストラ市場最長となる予定。 ニュー... -
クレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞2024はユリア・ハーゲン。
ユリア・ハーゲン!ユリアはあのクレメンス・ハーゲンの娘さんです。1995年うまれ。今年で28歳。賞金75000スイスフラン(1200万円ぐらい)に来年9月にはティーレマン指揮ウィーン・フィルとの共演ということでありまして、なかなかに大きなチャンスを頂戴... -
900年以上の歴史を持つ「モーツァルトの最後の城」がオークションへ
ものは言いようだなと思うんですよ。人間ですもの考えることはみなだいたい同じで、注目を集めるような名前、ストーリー性を感じる響き、そういうものが大好きなんですよね。売らんかな、であります。つまり、売ってやろうぜ、高く。買って貰おうぜ、なる... -
アンドレアス・オッテンザマー、アスコナスホルトと契約
アスコナスホルトという名前は結構好きなんですよ。響きがいいですよね。アスコナスホルト。さあみんなも口に出して言って見よう、アスコナスホルト! なんかこう、クリスピーな感じがしないかい? ほーん、で、アスコナスホルトってなんなの、っていう事... -
50人でピアニストが演奏するハースの新作「11,000の弦」が超絶やばそうな件
今年8月に初演され先日ウィーンでも演奏された50人のピアノと室内オーケストラのための激ヤバ作品「11,000の弦」(11,000 Saiten)。でけた!!・・・っていうのは先日Newzikの事を調べていて知っていたのですが、その初演のドキュメンタリー映像があった... -
ウィーン交響楽団のコンサートマスターにモルドバ出身の2人が同時に就任
おととい発表になっているのですが、ウィーンの第2のオーケストラ、ウィーン交響楽団の第1コンサートマスターにモルドバ出身の2名のヴァイオリニストが同時に任命されました。第1っていっても一人しかいないわけではないので、お気をつけ下さい。第1は2~3...